2016

ジャック=アンリ・ラルティーグ
幸せの瞬間をつかまえて
Jacques Henri Lartigue
Capturing Moments of Joy

埼玉県立近代美術館

「人生とは、踊り、跳びはね、飛翔し、笑い・・・
そうして過ぎ去っていく素晴らしいものだ!」

ジャック=アンリ・ラルティーグ初の大規模な回顧展がニューヨーク近代美術館で開催され一躍脚光を浴びたのは、1963年、ラルティーグ69歳の年でした。70歳を目前にしたあまりにも遅咲きのデビューは、世界中に大きな衝撃を与えました。以来、この〝偉大なるアマチュア写真家″の展覧会、出版が世界各地で相次ぎ、現在では写真の巨匠としてその名前は写真史に大きく刻まれています。

ジャック=アンリ・ラルティーグは、1894年、フランス、パリ郊外クルブヴォワの非常に裕福なブルジョワの家庭に生まれました。7歳のラルティーグ少年は、写真好きの父親に、初めてのカメラとなるガラス乾板を使う木製ビューカメラを買ってもらいます。絵を描くことが大好きだったラルティーグ少年は、この“魔法のおもちゃ”に夢中になり、あくまで自分の楽しみのためだけに、愛するものたちとの幸せな時間を記録し続けました。

アール・ヌーボー最盛期のフランスで富裕な家庭で育ったラルティーグ少年は、その目撃者でもありました。カメラが非常に高価だった時代、写真は一握りの人だけが享受できる贅沢な趣味の一つであり、写真がおもちゃ代わりでもあったという事実は、ラルティーグの家庭がいかに裕福な家庭だったかをも物語っています。自動車、飛行機、テニス、海辺のヴァカンス、当時の最新モードに身を包んだ女性たち・・・
ラルティーグが自分の楽しみのためだけに記録していたこれらの写真は、文化、芸術、産業などすべてが輝きをもっていた古き良き時代の貴重な財産ともなっています。

本展では、子ども時代から晩年までの代表的な作品と、その多くが日本初公開であるカラー作品など約160点を通して、写真を楽しみ、過ぎ行く時間や人生の歓びをつかまえようとしたラルティーグの世界をご紹介します。

ニュースリリース(PDF)はこちらへ

「ジャック=アンリ・ラルティーグ 幸せの瞬間をつかまえて」を出品作品スライドショーでご紹介します。(アップロード元:埼玉県立近代美術館)https://www.youtube.com/watch?v=8AJlxZ0b_Jo


ジャック=アンリ・ラルティーグ 幸せの瞬間をつかまえて
会 場 :埼玉県立近代美術館

〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1 TEL048-824-0111
URL http://www.pref.spec.ed.jp/momas/
会 期 :2016年4月5日(火)~5月22日(日)
開館時間:10:00~17:30(展示室への入場は17:00まで)
休館日 :月曜日(5月2日は開館)
観覧料 :一般1000円(800円)、大高生800円(640円)( )内は20名以上の団体料金。
*中学生以下と障害者手帳をご提示の方(付き添い1名を含む)は無料です。
*併せてMOMASコレクション(1階展示室)もご覧いただけます。

主 催 :埼玉県立近代美術館
後 援 :在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協 力 :富士フイルムイメージングシステムズ株式会社、JR東日本大宮支社、
FM NACK 5
企画協力:コンタクト
*記載事項は2016年2月現在のものです。内容が変更になる場合もあります。

Jacques Henri Lartigue
Capturing Moments of Joy
The Museum of Modern Art Saitama
April 5, 2016 (Thu.) – May 22, 2016 (Sun.)
10:00 – 17:30 (last admission 17:00)
Closed Mondays (except for 02.05.)
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Life is this wonderful thing, dancing, jumping, flying, laughing
…and passing.
It was 1963, the year Jacques Henri Lartigue turned 69, when the first large-scale retrospective of his works was held at the Museum of Modern Art in New York. The late debut, shortly before his 70th birthday, exerted a great impact all around the world, resulting in successive publications and exhibitions of this “great amateur photographer” that finally made him into the master photographer art history remembers him as today.
Lartigue was born 1894 in Courbevoie, a suburb of Paris, to a wealthy bourgeois family. At the age of seven, his father, who was a connoisseur in photography, bought him his first camera, a wooden view camera that uses a gelatin dry plate. The young boy, who also loved to paint, soon became absorbed with his “magical toy” and continued throughout his life to document the joyful moments with the things he loved.
Born into a wealthy family in France around the Fin de siècle he was also witness to the golden age of Art Nouveau. Given that back then photographic cameras were luxury items and photography a hobby only a handful of people were able to pursue, the fact that a camera for the young Lartigue was something like a toy, bespeaks of the enormous wealth of the Lartigue family. Automobiles, planes, tennis, trips to the seaside, women wearing the newest fashion – while Lartigue took photographs mostly for his own pleasure, they also bear valuable testimony to this ‘good old period’ and its illustrious culture, art and industry.
This exhibition shows around 160 images, from representative works of Lartigue’s youth until his later years, to color photographs of which a large proportion is being exhibited in Japan for the first time. And in doing so, it allows a glimpse at the world of Lartigue enjoying photography, of him chasing passing moments, chasing the joys of life.
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Jacques Henri Lartigue – Capturing Moments of Joy
Venue:The Museum of Modern Art Saitama
9-30-1 Joban, Urawa-ku, 330-0061 Saitama TEL: 048-824-0111
URL http://www.pref.spec.ed.jp/momas/
Period: April 5, 2016 (Thu.) – May 22, 2016 (Sun.)
Opening Hours:10:00 – 17:30(last admission 17:00)
Days Closed:Monday(except for 02. May)
Admissions:Adult 1000 ¥(800 ¥)、High-school students 800¥(640¥)
( )Prices in brackets are for groups of 20 or more.
*Free for children in Junior High-school and younger as well as persons with a Physical Disability Certificate (shogaisha techo) and one accompanying person.
*Ticket gives also admission to the MOMAS collection at the ground floor.

Organization: The Museum of Modern Art Saitama
Support: The Embassy of France / Institut français du Japon
Cooperation: FUJI FILM Imaging Systems Japan Co., Ltd., JR EAST Omiya branch、FM NACK 5
Collaboration:Contact Co., Ltd.
*The information provided above is up to date as of Febuary 2016. Contents may be subject to changes.

写真上左:ビビ、「エデン・ロック」のレストランにて、アンティーブ岬、1920年5月
写真上右:フロレット、ヴァンス、1954年
写真下左:幽霊になったジスー、ヴィラ・マロニエにて、シャテルニギヨン、1905年7月
写真下右:ぼく、ポン・ド・ラルシュ(パパ撮影)、1903年

Photograph upper left:Bibi at the restaurant of the Eden Roc Hotel, Cap d’Antibes, May 1920
Photograph upper right:Florette, Vence, 1954
Photograph lower left:Zissou Playing Ghost, Villa “”Les Maronniers, Chatel-Guyon, July 1905
Photograph lower left:Me at Pont-de-l’Arche (Photographed by my father), 1903
Photographie Jacques Henri Lartigue© Ministère de la Culture – France/AAJHL

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日本の写真史を飾った写真家の「私の一枚」
-フジフイルム・フォトコレクションによる-

北海道「写真の町」東川町文化ギャラリー

「フジフイルム・フォトコレクション」は、約150年前の幕末に写真術が日本に渡来してから銀塩写真が最盛期を迎えた20世紀の間に活躍し、高い技術と感性で国内外で高く評価を受けた写真家101名の「この1枚」である代表作品を銀塩プリントで後世に残す目的で創設されました。
本展は、富士フイルム株式会社(創業時は富士写真フイルム株式会社)の創立80周年を記念し、「写真文化を守る」ことを基本理念に収集された作品をもとに、多くの写真家によって築き上げられた、日本の写真史と写真界の発展の軌跡を展観するものです。
フジフイルム・フォトコレクション展のご紹介

○出品写真家:
秋山庄太郎/秋山亮二/荒木経惟/有田泰而/石内都/石元泰博/伊藤義彦/伊奈英次/入江泰吉/岩宮武二/植田正治/上田義彦/上野彦馬/潮田登久子/内田九一/江成常夫/大竹省二/大辻清司/大西みつぐ/岡田紅陽/小川一真/小川隆之/影山光洋/鹿島清兵衛/川田喜久治/鬼海弘雄/北井一夫/北島敬三/杵島隆/木之下晃/木村伊兵衛/日下部金兵衛/久保田博二/倉田精二/操上和美/桑原甲子雄/桑原史成/牛腸茂雄/今道子/齋藤亮一/坂田栄一郎/佐藤時啓/沢渡朔/塩谷定好/篠山紀信/柴田敏雄/島尾伸三/下岡蓮杖/十文字美信/白岡順/白簱史朗/鋤田正義/杉山守/鈴木清/須田一政/清家冨夫/瀬戸正人/高梨豊/竹内敏信/立木義浩/田中光常/田沼武能/田淵行男/田村彰英/築地仁/土田ヒロミ/東松照明/富山治夫/土門拳/長倉洋海/長野重一/中村征夫/奈良原一高/野町和嘉/ハービー・山口/芳賀日出男/濱谷浩/林忠彦/原直久/広川泰士/広田尚敬/フェリーチェ・ベアト/深瀬昌久/福原信三/福原路草/普後均/星野道夫/細江英公/前田真三/水越武/水谷章人/緑川洋一/南川三治郎/宮本隆司/三好耕三/森永純/森山大道/安井仲治/山崎博/山沢栄子/渡辺義雄(50音順)

◆会期:
2016年3月11日(金)~3月30日(水) 会期中無休
◆開館時間:
10:00~17:30(最終日のみ15:00で終了)
◆会場:
北海道「写真の町」東川町文化ギャラリー
〒071-1423 北海道上川郡東川町東町1-19-8
TEL:0166-82-4700 FAX:0166-82-4704
URL:http://www.photo-town.jp/gallery
◆入館料:
町内 100円 町外 200円
(中学生以下無料、10名以上団体割引有)
◆主 催 :東川町
◆後 援 :東川町写真の町実行委員会
◆特別協力:富士フイルム株式会社
◆協 力 :コンタクト、フォトクラシック

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塩竈フォトフェスティバル ポートフォリオレヴュー
開催のお知らせ


2008年にスタートし、今回で第5回を迎える「塩竈フォトフェスティバル ポートフォリオレヴュー」は、日本最大級・東北最大のレヴューです。1日目は、第一線で活躍する写真関係者に自分の作品を見せながら1対1で講評を受けるポートフォリオレヴューを行います。参加者40名×レヴューワー8名。2名以上のレヴューワーの講評を受けることができます。レヴューの中から選出された5名は、2日目の公開審査に進みます。公開審査後の審査会で、受賞者を決定します。大賞は写真集制作です。写真集を発行し、さらに多くの人に見てもらうチャンスをつかんでください。
開催日程
3月19日(sat)10:30~16:30 ポートフォリオ・レヴュー
3月20日(sun)10:30~12:00 公開審査  13:30〜14:00 写真賞授賞式
レヴューワー(講評者)
50音順
綾智佳(The Third Galery Ayaディレクター)
菊田樹子(インディペンデントキュレーター)
齊藤晶 (A&R、ディレクター /エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社)
佐藤正子(キュレーター/株式会社コンタクト)
鈴木直之(アートディレクター/ダイアグラム)
津田直(写真家)
平間至(写真家)
他1名


塩竃フォトフェスティバル2016 SHIOGAMA PHOTO FESTIVAL
http://sgma.jp/2016
開催趣旨:フェスティバルの5回目、そして東日本大震災から5年を迎えた今回より、当フェスティバルは新たな方向へ展開を始めます。震災と津波は、私たちに「写真」の本質や役割を再考させました。その体験を通じ、まずは2つのミッションに取り組みます。1つは、都市では見過ごされてしまうかもしれない写真芸術の価値やあり方を発見しサポートすること。もう1つは、東日本大震災で大きな被害を受けた塩竈市のこれからを、写真文化を通じて考え、発信していくメディアとなることです。
『塩竈フォトフェスティバル2016』では、「家族」をメインテーマに置き、家族写真のコレクターであり、オランダ屈指のクリエーター、Erik Kessels(エリック・ケッセルス)氏をゲストキュレーターに迎え、写真の持つさらなる可能性を感じていただける企画をお届けします。
開催日程:2016年3月5日(土)~3月21日(月・祝)17日間
会場:ふれあいエスプ塩竈
http://www.city.shiogama.miyagi.jp/shogakusenta/kanko/kominkan/esupu/
塩竈市杉村惇美術館(昭和25年建造の公民館を改装し、平成26年に開館した美術館)
http://sugimurajun.shiomo.jp/
亀井邸(大正13年に建てられた和洋併置式住宅)
http://kameitei.da-te.jp/
ビルドスペース(現代アートギャラリー)
http://www.birdoflugas.com/
松亀園(1F cafeはれま)
尚光堂(写真店、スタジオ、暗室)
スナックステラ
ニッチ(カフェレストラン)
ホテルグランドパレス塩竈
ひらま写真館
主催:塩竈フォトフェスティバル実行委員会共催塩竈市 塩竃市教育委員会 助成カメイ教育文化財団 / GB Fund / オランダ大使館 特別協賛タワーレコード株式会社 / 株式会社ニコンイメージングジャパン / マンフロット株式会社 他 協力soda design / ダイアグラム / ビルド・フルーガス / ホテルグランドパレス塩竈 / スマイルホテル塩竈 / 松亀園(1F cafeはれま)/ 尚光堂 / スナックステラ / ニッチ / 株式会社HARPH-Imaging 他
入場料:800円

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ロベール・ドアノー写真展
「Les Leicas de Doisneau」


この溢れんばかりの豊かさを提供してくれる世界で自分を見失わないために、
私が生み出したゲームの規則がユーモアと慎みだ。
それは、超えてはならない境界を私に示してくれる。-ロベール・ドアノー

東京、京都にある2つのライカギャラリーにおいて、ロベール・ドアノー写真展 「Les Leicas de Doisneau」がほぼ同時に開催されます。

“イメージの釣り人”とも評されるフランスの国民的写真家ロベール・ドアノー。その類まれな洞察力と遊び心に満ちた感覚で、日常に潜むドラマをとらえ続けた作品は、時代や国境を越え多くの人々に愛され続けています。ドアノーの人間に対する飽くなき好奇心と愛情に溢れた眼差しは、見過ごされがちな“額縁のない景色”の中にこそ存在する人生の本質を見事に浮彫にしています。

1914年、当時の写真界に文字通り革命を起こしたライカの35mm小型カメラが開発されてから1世紀。ライカは、名だたる写真家たちの愛機として写真史に残る多くの名作を生み出してきました。機動性の高いライカの出現は、ロベール・ドアノーの作品にも大きな影響を及ぼしました。

本展では、ドアノーが集中的にライカで撮影していた時期を大きく2つに分け、ライカギャラリー東京では1950年代、ライカギャラリー京都では1970年代から晩年にとらえた作品を展示します。

プロフィール
1912年、パリ郊外ヴァル・ド・マルヌ県ジャンティイ生まれ。石版工の技術取得のためパリのエコール・エスティエンヌで学んだ後、写真家アンドレ・ヴィニョーの助手となる。1934年、ルノー社に産業カメラマンとして入社。1939年、フリーとして活動を開始。パリを中心に庶民の日常をとらえた写真で高い評価を得、現在でも世界中で愛され続けている。
1951年には、ニューヨーク近代美術館で開催された《5人のフランス人写真家》展の出品作家に選ばれる。1992年、オックスフォード近代美術館で大回顧展を開催。1994年没(享年82歳)。ニエプス賞(1956年)、フランス写真大賞(1983年)など受賞多数。


ロベール・ドアノー写真展 「Les Leicas de Doisneau」

2016.2.6(Sat.)-2016.5.18(Wed.)11:00-19:00
ライカギャラリー京都 Leica Gallery Kyoto

ライカ京都店2F/京都府京都市東山区祇園町南側570-120/tel.075-532-0320
*ライカギャラリー京都では、日本国内未発表作品を含む1970年代から晩年までのライカによる作品を展示します。

2016.2.19(Fri.)-2016.5.17(Tue.)11:00-19:00
ライカギャラリー東京 Leica Gallery Tokyo

ライカ銀座店2F/東京都中央区銀座6-4-1/tel.03-6215-7070
*ライカギャラリー東京では、集中的にライカで撮影していた1950年代の作品を展示します。

月曜日定休 Closed on Mondays
入場無料 Admission free
協 力 エールフランス

*写真左「ピエレット・ドリオン、パリ、1953年」はライカギャラリー東京、写真右「ボー・ド・プロヴァンスのサビーヌ・アゼマ、1991年」はライカギャラリー京都での展示となります。

ロベール・ドアノーの詳しいプロフィールはこちら

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