Cour carreé du Louvre, 1969/ルーヴルの中庭、1969年 ©︎Atelier Robert Doisneau
デザイン : Osamu Ouchi
パリは時間の浪費がチケットの代わりになる劇場だ。
ーロベール・ドアノー
“イメージの釣り人”とも評される類まれな洞察力で日常の小さなドラマをとらえ、“ドアノー劇場”とでもいうべき独自の世界を生み出し写真史上に大きな足跡を残したフランスの国民的写真家ロベール・ドアノー。
生来の不服従の精神とユーモアに彩られた作品は、時代や国境を超えて多くの人々に愛され続けています。
本展はドアノーの遺族が創設したアトリエ・ロベール・ドアノーの全面協力のもと、その代名詞とも言えるパリを舞台にした作品はもとより、写真家の原点でもあるパリ郊外、時代を彩った芸術家たちの肖像、子どもたち、などアトリエに所蔵されてきたモダンプリントから精選された約40点を展示します。
ロベール・ドアノーの名を写真史に刻むことになったのは、徹底した性善説に基づく人間に対する愛情と、際限のない好奇心が生み出す忍耐と視線、そして写真に対する飽くなき実験精神でした。ドアノーの軌跡は、“写真の世紀”ともいわれた20世紀をも見事に反映しています。
生涯、「自分は芸術家ではない」と言い続けた偉大なヒューマニズムの写真家がとらえた作品は、一枚の写真の表現の可能性を私たちに問いかけ、新鮮な輝きをもって多くの共感を呼ぶと思います。
・作家プロフィール
ロベール・ドアノー Robert Doisneau
1912年、パリ郊外ヴァル・ド・マルヌ県ジャンティイ生まれ。石版工の技術取得のためパリのエコール・エスティエンヌで学んだ後、写真家アンドレ・ヴィニョーの助手となる。1934年、ルノー社に産業カメラマンとして入社。1939年、フリーとして活動を開始。パリを中心に庶⺠の日常をとらえた写真で高い評価を得、現在でも世界中で愛され続けている。1951年には、ニューヨーク近代美術館で開催された《5人のフランス人写真家》展の出品作家に選ばれる。1992年、オックスフォード近代美術館で大回顧展を開催。1994年没(享年82)。ニエプス賞(1956年)、フランス写真大賞(1983年)など受賞多数。
・展覧会詳細
| 会期 | 2026年1月30日(金)〜4月12日(日) |
| 営業時間 | 11:00〜20:00(入場は19:30まで) |
| 入場料 | 無料 |
| 住所 | 〒105-5503 東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F SELECT BY BAYCREW’S内 |
| 展覧会URL | https://artcruisegallery.com/exhibitions/robert-doisneau |
| 企画協力 | アトリエ・ロベール・ドアノー |
| 株式会社コンタクト |




