平間至写真展「Still Movies」

Hirama Itaru Photo Exhibition

「音楽が聞こえてくるような」躍動感あふれる写真で、ミュージシャンをはじめ多くのポートレイトによって、新しいスタイルを打ち出した写真家・平間至の展覧会『Still Movies』が、新潟県新発田市のCaffenovaで写真の町シバタの関連企画として、2018年10月13日(土)から12月2日(日)まで同館カフェスペースで開催されます。日常生活のオアシスともいえる“カフェ”という空間を念頭に、音楽に耳を傾けるように写真に浸ってもらえたら、「すべては音楽のおかげ」と語る平間自らがセレクトした作品で構成された本展は、瞬間をとらえる一枚の写真の奥に流れる物語や音楽を語りかけてくれます。

1993年初めての個展のタイトルが「STILL MOVIES」だった。
STILL…音のない、静止した。
元々写真は動きもない音もないものだけど、
そこから動き出しそうな、聞こえそうな、
そんな写真を求めていたんだと思う。

故郷の塩竈が東日本大震災の大きな被害にあって、
たくさんの命を失った時、
僕は生き生きとした魂を残すために東京で写真館をはじめた。
人は、ダンスのように肉体を動かすことを
きっかけに解放されることがあると思う。

肉体のグルーブを持って、生き生きとした魂を写真にする。
その写真は大切な何かを語り出すのではないか。

平間至

 

Motor drive, 1992年 / Itaru Hirama


平間至写真展「Still Movies」

会 場 :Caffenova
      〒957-0053 新潟県新発田市中央町2-1-14
      TEL: 0254-26-8706
会 期 :2018年10月13日(土)~12月2日(日)
開館時間:11:00~14:00/18:00~23:00
定休日 :水曜日
観覧料 :無料
問合せ先:平間写真館TOKYO
      TEL: 03-5413-8400
主 催 :「Still Movies in SHIBATA」実行委員会
共 催 :写真の町シバタ・プロジェクト実行委員会
企画協力:
コンタクト
協 力 :アトリエ・シャテーニュ、caffenova、東京カラー工芸社、
      ナノナノグラフィックス、ハナイカフェ、フォトクラシック、吉原写真館

※カフェスペースでの展示の為、
混雑時やイベント開催時は、ご覧いただけない場合があります。ご了承下さい。


平間至プロフィール

宮城県塩竈市生まれ。写真から音楽が聞こえてくるような躍動感のある人物撮影で、今までにないスタイルを打ち出し、タワーレコードの「No Music, No Life?」キャンペーンのポスターをはじめ、多くのミュージシャンの撮影を手掛ける。2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加、2008年より「塩竈フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。2015年1月、三宿に平間写真館TOKYOをオープンする。


関連イベント

① オープニングトーク『写真展の作り方vol.2』

講演者 :
平間至(写真家)、佐藤正子(展覧会企画制作)、
     佐藤正子(CONTACT)
日 時 :
10月13日(土)、19:30~21:00(19時開場)
会 場 :caffenova
料 金 :2500円(ワンドリンク付き)


② 『Live Photo Session』
平間至(写真)&橋本拓也(ダンス)

日 時 :11月30日(金)、19:30~21:00(19時開場)
会 場 :未定
料 金 :2500円


③『出張!平間至写真館 in SHIBATA』


撮 影 :
平間至
日 時 :
12月1日(土)、12月2日(日)10:00~17:00
会 場 :新発田市内
料 金 :20000円 +データ、プリント、アルバム代別途
※ 1日4組限定(先着順)

※ ご希望の場所でロケーション撮影致します。カフェノバから30分以内で移動ができる場所で希望を3箇所まであげてください。

関連イベントの詳細は平間写真館HPにて
http://hirama-shashinkan.jp

 

作品上から

Annika & Scott, 1992年 / Itaru Hirama
Motor Drive, 1992年 / Itaru Hirama
Annika & Scott, 1992年 / Itaru Hirama

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ハービー・山口写真展
時間(とき)のアトラス

Herbie Yamaguchi - Atlas of the Time

 

幸せそうな人や、美しい人々や光景の写真を撮ることで、
僕自身が救われてきたけれど、
今、そうした写真で誰かを救えたらなと思います。

ハービー・山口 

 

2018年10月17日(水)から11月10日(土)まで、『ハービー・山口写真展 時間(とき)のアトラス』が、東京・馬喰町のKiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery (KKAG)で開催されます。“幸せの瞬間”をとらえる名手ハービー・山口が、40年以上にわたり世界各地で撮影した膨大な作品群から、相似形のテーマで撮られた2点を発掘し1点の組作品として展示するという斬新な展示です。図らずも同じような構図、テーマで撮られた意外な組み合わせは、時間も国境も超えた“生きる歓び”を浮き彫りにします。


ハービー・山口  プロフィール

1950年、東京都出身。中学2年生で写真部に入部。大学卒業後の1973年、ロンドンに渡り10年間滞在。一時期、劇団に所属し役者をする一方、折からのパンクロックやニューウェーブのムーブメントに遭遇し、デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをするなど、ロンドンの最もエキサイティングだった時代を体験する。そうした中で撮影された、生きたロンドンの写真が高く評価され、帰国後も福山雅治など、国内アーティストとのコラボレーションをしながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。多くの作品をモノクロームのスナップ・ポートレイトというスタイルで撮影。その優しく清楚な作風を好むファンは多く、「人間の希望を撮りたい」「人が人を好きになるような写真を撮りたい」というテーマは、中学時代から現在に至るまでぶれることはない。写真発表のかたわら、エッセイ執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティ等もてがけている。

 


ハービー・山口写真展―時間(とき)のアトラス

会 場 :Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery  (KKAG)
     東京都千代田区東神田 1-2-11 アガタ竹澤ビル405

T E L       03-3862-1780
U R L      www.kkag.jp
会 期    :2018年10月17日(水)~11月10日(土)
開館時間:15:00~21:00(水・木・金・土)
  ※日・月・火 休廊

制作協力:コンタクト


関連イベント

① ハービー・山口氏によるギャラリー・トーク
日 時 :11月3日(土)、16:00~17:30
会 場 :本展覧会場
参加費 :1000円(事前予約制、ワンドリンク付)

ご予約はKiyoyuki Kuwabara AGホームページにて
→ http://kkag.jp/contact/

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フジフイルム・フォトコレクション展
日本の写真史を飾った写真家の「私の一枚」

The Fuji Film Collection ‘My best shot’ – 101 Photographs of Japan’s Greatest Photographers

富士フイルム株式会社が2014年の創立80周年を記念してコレクションした101人の写真家の銀塩プリント作品を展示します。「写真文化を守る」ことを基本理念とし、幕末から現代に至る記録的価値の高いそのコレクションは、2014年にフジフイルム スクエア(東京)、富士フイルムフォトサロン大阪での展示を皮切りに、愛知県美術館、八戸市美術館(青森)、鳥取県立博物館などこれまで全国13か所を巡回し好評を博しています。

最初の写真術ダゲレオタイプがパリで公表されたのは1839年、その9年後の1848(嘉永元)年日本にその技術は渡来しました。幕末・明治期に写真術が伝わった当初は記録としての実用性に重きが置かれましたが、大正期以降は芸術性の追求が始まりました。戦後は社会性の強い報道写真や広告・ファッション写真分野の隆盛があり、一方で日常を切り取る写真が注目されるようになりました。21世紀以降急速なデジタル化が進み写真は日常生活の中に広く浸透しています。

本展ではそうした日本の写真史と写真界の発展の軌跡を辿ります。また新潟県出身の写真家としては牛腸茂雄(加茂市出身)・渡辺義雄(三条市出身)・岡田紅陽(十日町市出身)、新潟にゆかりのある写真家や作品として、濱谷浩・白籏史朗・福原路草・立木義浩・柴田敏雄の作品を紹介します。

                      福原路草 / 不詳 新潟・関温泉にて 1938年

 


出品写真家

秋山庄太郎/秋山亮二/荒木経惟/有田泰而/石内都/石元泰博/伊藤義彦/伊奈英次/入江泰吉/岩宮武二/植田正治/上田義彦/上野彦馬/潮田登久子/内田九一/江成常夫/大竹省二/大辻清司/大西みつぐ/岡田紅陽/小川一真/小川隆之/影山光洋/鹿島清兵衛/川田喜久治/鬼海弘雄/杵島隆/北井一夫/北島敬三/木之下晃/木村伊兵衛/日下部金兵衛/久保田博二/倉田精二/操上和美/桑原甲子雄/桑原史成/牛腸茂雄/今道子/齋藤亮一/坂田栄一郎/佐藤時啓/沢渡朔/塩谷定好/篠山紀信/柴田敏雄/島尾伸三/下岡蓮杖/十文字美信/白岡順/白簱史朗/鋤田正義/杉山守/鈴木清/須田一政/清家冨夫/瀬戸正人/高梨豊/竹内敏信/立木義浩/田中光常/田沼武能/田淵行男/田村彰英/築地仁/土田ヒロミ/東松照明/富山治夫/土門拳/長倉洋海/長野重一/中村征夫/奈良原一高/野町和嘉/ハービー・山口/芳賀日出男/濱谷浩/林忠彦/原直久/広川泰士/広田尚敬/深瀬昌久/福原信三/福原路草/普後均/フェリーチェ・ベアト/星野道夫/細江英公/前田真三/水越武/水谷章人/緑川洋一/南川三治郎/宮本隆司/三好耕三/森永純/森山大道/安井仲治/山崎博/山沢栄子/渡辺義雄(50音順)


フジフイルム・フォトコレクション展開催歴

2014年1月17日(金)- 2月5日(水)/東京・フジフイルム スクエア
2014年2月21日(金)- 3月5日(水)/大阪・富士フイルムフォトサロン大阪
2014年8月1日(金)- 9月28日(日)/愛知・愛知県美術館(名古屋市)
2015年1月10日(土)- 2月11日(水)/兵庫・伊丹市立美術館
2015年3月5日(木)- 5月17日(日)/京都・細見美術館
2015年10月3日(土)- 11月1日(日)/北海道・北網圏北見文化センター美術館
2015年11月20日(金)- 2016年 1月27日(水)/北海道・北海道立釧路芸術館
2016年3月11日(金)- 3月30日(水)/北海道「写真の町」東川町文化ギャラリー
2016年7月16日(土)- 8月21日(日)/青森・八戸市美術館
2017年3月24日(金)- 4月12日(水)/東京・フジフイルム スクエア
2017年7月1日(土)- 8月20日(日)/山梨県立美術館
2017年11月23日(木)- 12月24日(日) /鳥取県立博物館
2018年1月20日(土)- 3月27日(火)/新潟池田記念美術館


会 場 :ギャラリーみつけ(みつけ市民ギャラリー)
     〒954-0059 新潟県見附市昭和町2-4-1
     TEL:0258-84-7755
     URL:www.gallery-mitsuke.com
会 期 :2018年10月27日(土)〜11月18日(日)
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
     ※休館日毎週月曜日
入場料 : 一般500円(当日売りのみ)
     ※高校生以下は無料
主 催 :見附市
特別協力:富士フイルム株式会社
監修協力:フォトクラシック
制作協力:コンタクト

新潟県文化祭2018参加協賛事業
第34回国民文化祭・第19回障害者芸術文化祭応援事業


関連イベント

① ギャラリートーク/作品解説「日本の写真史を巡る」

講演者 :吉原悠博(吉原寫眞館・美術家)、大倉宏(新潟絵屋代表)、
     佐藤正子(CONTACT)
日 時 :
10月27日(土)、14:00~15:00
会 場 :本展覧会場
     *要観覧券

                     濱谷浩 / 歌ってゆく鳥追い 新潟 1940年 <雪国>より


Gallery Mitsuke presents
The Fuji Film Collection ‘My best shot’ – 101 Photographs of Japan’s Greatest Photographers

The first photographic procedure, the Daguerreotype, was presented in Paris in 1839. Only nine years later, in 1848, this technology was introduced to Japan. Within the more than 150 years since photography arrived at the end of the Tokugawa period, Japan has brought forth many excellent photographers. This exhibition shows the best shots of 101 particularly important artists among them, which will be exhibited as masterful silver halide prints, giving an overview over the history of Japanese photography.

In this exhibition you will find works by the early masters of Japanese photography such as Felice Beato and Shimo’oka Renjo. You will also find pictorialist art photographers and works by artists associated with the modernist New Photography movement of the 1930s such as Shiotani Teiko or Fukuhara Shinzo, alongside the multi-faceted expressions by leading figures of both pre- and post-war photography such as Hayashi Tadahiko, Ueda Shoji or Kimura Ihei.

Among the 101 photographs and photographer, there are also some that were born in Tottori: Shiotani Teiko, Ueda Shoji, Tabuchi Yukio, Iwamiya Takeji and Kijima Takashi.

Today, we see photography having entered yet a new stage due to the spread of digital technology and the internet. We hope that this exhibition will not only show you some of the most essential aspects of Japanese photography but also that it becomes an opportunity to think about what photography was, is and might become.


Exhibited Artists (in alphabetical order)

AKIYAMA Ryoji / AKIYAMA Shotaro / ARAKI Nobuyoshi / ARITA Taiji / BEATO Felice / DOMON Ken / ENARI Tsuneo / FUGO Hitoshi / FUKASE Masahisa / FUKUHARA Roso / FUKUHARA Shinzo / GOCHO Shigeo / HAGA Hideo / HAMAYA Hiroshi / HARA Naohisa / HAYASHI Tadahiko / HIROKAWA Taishi / HIROTA Naotaka / HOSOE Eikoh / HOSHINO Michio / INA Eiji / IRIE Taikichi / ISHIMOTO Yasuhiro / ISHIUCHI Miyako / ITO Yoshihiko / IWAMIYA Takeji / JUMONJI Bishin / KAGEYAMA Koyo / KASHIMA Seibei / KAWADA Kikuji / KIKAI Hiroh / KIJIMA Takashi / KIMURA Ihei / KINOSHITA Akira / KITAI Kazuo / KITAJIMA Keizo / KON Michiko / KUBOTA Hiroji / KURATA Seiji / KURIGAMI Kazumi / KUSAKABE Kimbei / KUWABARA Shisei / KUWABARA Kineo / MAEDA Shinzo / MIDORIKAWA Youichi / MINAMIKAWA Sanjiro / MIYAMOTO Ryuji / MIYOSHI Kozo / MIZUKOSHI Takeshi / MIZUTANI Akito / MORINAGA Jun / MORIYAMA Daidō / NAGAKURA Hiromi / NAGANO Shigeichi / NAKAMURA Ikuo / NARAHARA Ikko / NOMACHI Kazuyoshi / OGAWA Kazumasa / OGAWA Takayuki / OHNISHI Mitsugu / OKADA Koyo / OTAKE Shoji / OTSUJI Kiyoji / SAITO Ryoichi / SAKATA Eiichiro / SATO Tokihiro / SAWATARI Hajime / SEIKE Tomio / SETO Masato / SHIBATA Toshio / SHIMAO Shinzo / SHIMO’OKA Renjo / SHINOYAMA Kishin / SHIOTANI Teiko / SHIRAHATA Shiro / SHIRAOKA Jun / SUDA Issei / SUGIYAMA Mamoru / SUKITA Masayoshi / SUZUKI Kiyoshi / TABUCHI Yukio / TAKANASHI Yutaka / TAKEUCHI Toshinobu / TAMURA Akihide / TANAKA Kojo / TANUMA Takeyoshi / TATSUKI Yoshihiro / TOMATSU Shomei / TOMIYAMA Haruo / TSUCHIDA Hiromi / TSUKIJI Hitoshi / UCHIDA Kuichi / UEDA Yoshihiko / UEDA Shoji / UENO Hikoma / USHIODA Tokuko / WATANABE Yoshio / YAMAGUCHI Herbie / YAMAZAKI Hiroshi / YAMAZAWA Eiko / YASUI Nakaji


Venue: Gallery Mitsuke
2-4-1 Showa-cho, Mitsuke-shi, 954-0059 Niigata, Japan
URL: https://www.gallery-mitsuke.com/
TEL: 0258-84-7755

Period: October 27, 2018 (Sat.) – November 18, 2017 (Sun.)
10::00-18:00 (last admission: 17:30)
※closed on Mondays
Admission:  adult ¥500, free for students in high school and younger
Organization: The City of Mitsuke
Special CollaborationFUJIFILM Corporation
Collaboration:  Nippon Express Co. Ltd., Morrix Japan Corp., Sanwa Shoji Co. Ltd.
Supervision: Photo Classic
Planning and Production: Contact Co. Ltd.


Events during the exhibition

① Gallery Talk by artist Yoshihara Yukihiro,  gallerist Okura Hiroshi
and curator Sato Masako

Date: October 27,  14:00-14:30
Venue: exhibition room at Gallery Mitsuke
Admission: Free with valid ticket


                               秋山庄太郎 / 薔薇 1996年頃

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植田正治回顧展

SHOJI UEDA RETROSPECTIVE EXHIBITION

砂丘を舞台に数多くの傑作写真を生み出し、日本のみならず世界の写真史上に独自の足跡を残した植田正治(1913-2000)。この時代、日本の写真の潮流であったリアリズム写真運動に与することなく、終生、生まれ故郷の山陰にとどまって「写真する」歓びを追求し続けた写真家が生み出したモダニズムあふれる作品は、海外でもUeda-cho(植田調)と称され、国外も高い評価を受けています。
青年期に西洋アヴァンギャルドの洗礼を受けた植田正治は、地元で写真館を営む一方、制約なしに自己の表現を追求するアマチュア精神を貫きました。自宅近くの砂浜に家族や身近な人々をあたかもチェスの駒のように配して撮影した〈演出写真〉の緊密な構図はもとより、70歳から取り組んだシリーズ「砂丘モード」に代表されるファッション写真や商業写真など、脈々と築き上げた写真世界は、時代も世代も超えた支持を集め続けています。植田がもっとも好んだ被写体は、生まれ育った山陰の風景や事物でしたが、その写真は風土性や時代を超える普遍性をたたえており、見る者に新鮮な驚きと深い感動を呼び起こしてやみません。

中国で初めての大規模な回顧展となる本展では、植田正治の代名詞ともいえる砂丘を舞台にした作品から、再評価の契機となったファッション写真まで、初期から晩年にいたる代表作144点を展示し、その表現世界に迫ります。


植田正治(うえだ・しょうじ)略歴

1913年鳥取県生まれ。1930年代から写真雑誌への投稿などで頭角を現し、戦後、独創的な家族写真や鳥取砂丘での演出写真が注目される。1950年代はじめリアリズム運動などで、演出写真は中断するが、1971年の写真集『童暦』の刊行を機に、国内外で高く評価される。1972年に初めてヨーロッパを訪れ、1974年写真集『音のない記憶』を刊行。1978年、87年アルル国際写真フェスティバルに招待される。植田の作品は海外、特にヨーロッパでの評価が高く、1980年以降、展覧会、雑誌などで広く紹介される。1996年にはフランス芸術文化勲章を受章。2000年逝去(享年87歳)。


植田正治回顧展

会 場 :三影堂撮影芸術中心
     (Three Shadows Photography Art Center)
     155A Caochangdi, Chaoyang District, Beijing, China
     URL: https://www.threeshadows.cn/
会 期 :2018年9月23日(日)~ 11月25日(日)
開館時間:10:00~18:00
入場料 :一般 60元、ネット予約50元、学生・教師35元
      ※12歳以下、また70歳以上は無料。団体の場合は一人30元
休館日 :毎週月曜日
主 催 :三影堂撮影芸術中心
協 力 :
植田正治事務所
助 成 :
国際交流基金
キュレーター:佐藤正子(コンタクト)


Shoji Ueda Retrospective Exhibition

Awake or asleep, I always found myself thinking about photography. – Shoji Ueda

Shoji Ueda (1913-2000), well known for his masterpieces set in the sand dunes around his native Tottori, left a major mark on history of photography in not only his home country but also abroad. Even as realism began to take precedence in Japan’s major urban centers, he remained in his hometown Sanin all his life – not aligning himself with any particular movement and pursuing simply what pleased him. His strain of modernism was so particular that the resulting so-called “Ueda-cho (Ueda style)” still generates fresh acclaim to this day.

Influenced by the Western avant-garde during his adolescence, Shoji maintained the passionate, uninhibited spirit of an amateur while he ran a photography center in his hometown.  His intricate compositions – prime examples of staged photography – featured his family and his close friends in his neighborhood sand dunes arranged as if chess pieces. The photographic worlds expressed in fashion and commercial works continues to attract fresh acclaim, as typified by “Mode in Dunes”, a series of photographs he started to undertake at the age of 70. While he liked to photograph landscapes and things mostly in Sanin, where he was brought up, the universality has made an impression across time and culture.

We are proud to present the first extended retrospective exhibition of Shoji in China, featuring 150 early and late works ranging from the sand dunes series (which has become a byword for Shoji) to his fashion photographs that helped trigger a reappraisal of his achievement.


About the Artist

Shoji Ueda, born in Tottori Prefecture, Japan in 1913, started his career as a photographer by contributing to early photo magazines in the 1930s. He cemented his reputation with intricately staged photographs in the Tottori sand dunes before tilting towards realism during the 1950s and continuing to garner acclaim with photobooks like “Children the Year Around,” published in 1971. In 1972 he traveled Europe for the first time and published “Oto no nai kioku.” He was invited to participate in Les Rencontres d’Arles in 1978 and 1987. His works are highly rated abroad and he steadily built a reputation among European collectors and critics in particular. In 1996, he received the Ordre des Arts et des Lettres of France. Shoji died at 87 in 2000.


Shoji Ueda Retrospective Exhibition

Venue: Three Shadows Photography Art Centre
155A Caochangdi, Chaoyang District, Bejing, China 100015
Tel.: +86 10 64322663
URL: https://www.threeshadows.cn/

Period: September 23rd – November 25th, 2018
Closed on Mondays 
Opening Hours: 10:00 – 18:00
Admissions: Adults 60RMB (50RMB in case of online reservation),
Students/Teachers 35RMB

* free for children (age 12 and below) and seniors (age 70 and above)
Organization: Three Shadows Photography Art Centre
Co-Organizor: Shoji Ueda Office
Sponsor: The Japan Foundation 
Curation: Sato Masako (Contact)

 


作品上から 
妻のいる砂丘風景 (IV) 1950年頃/ Ueda Shoji
カコ, 1949年 / Ueda Shoji
妻のいる砂丘風景 (Ⅲ) 1950年頃 /Ueda Shoji

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平間至写真展「Still Movies」

細見ラルティーグ展・同館同時開催

「音楽が聞こえてくるような」躍動感あふれる写真で、ミュージシャンをはじめ多くのポートレイトによって、新しいスタイルを打ち出した写真家・平間至の展覧会『Still Movies』が、京都・細見美術館での『永遠の少年 ラルティーグ 写真は魔法だ!』展に合わせ、2018年4月21日(土)から6月3日(日)まで同館カフェスペースで開催されます。日常生活のオアシスともいえる“カフェ”という空間を念頭に、音楽に耳を傾けるように写真に浸ってもらえたら、「すべては音楽のおかげ」と語る平間自らがセレクトした作品で構成された本展は、瞬間をとらえる一枚の写真の奥に流れる物語や音楽を語りかけてくれます。

1993年初めての個展のタイトルが「STILL MOVIES」だった。
STILL…音のない、静止した。
元々写真は動きもない音もないものだけど、
そこから動き出しそうな、聞こえそうな、
そんな写真を求めていたんだと思う。

故郷の塩竈が東日本大震災の大きな被害にあって、
たくさんの命を失った時、
僕は生き生きとした魂を残すために東京で写真館をはじめた。
人は、ダンスのように肉体を動かすことを
きっかけに解放されることがあると思う。 

肉体のグルーブを持って、生き生きとした魂を写真にする。
その写真は大切な何かを語り出すのではないか。

平間至


平間至写真展「Still Movies」

会 場 :CAFÉ CUBE・trattoria en
      〒606-8342京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
      細見美術館 地下2階
      URL: www.emuseum.or.jp
      URL:www.artcube-kyoto.co.jp/ 
会 期 :2018年4月21日(土)~6月3日(日)
開館時間:10:30~22:00
休館日 :毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
観覧料 :無料
問合せ先:細見美術館
     TEL: 075-752-5555
企画協力:コンタクト

※カフェスペースでの展示の為、
混雑時やイベント開催時は、ご覧いただけない場合があります。

 

 


平間至プロフィール

宮城県塩竈市生まれ。写真から音楽が聞こえてくるような躍動感のある人物撮影で、今までにないスタイルを打ち出し、タワーレコードの「No Music, No Life?」キャンペーンのポスターをはじめ、多くのミュージシャンの撮影を手掛ける。2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加、2008年より「塩竈フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。2015年1月、三宿に平間写真館TOKYOをオープンする。

 

 

作品上から
Motor Drive, 1992年 / Itaru Hirama
Annika & Scott, 1992年 / Itaru Hirama
Annika & Scott, 1992年 / Itaru Hirama

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フランソワ・アラール写真展
「Saul Leiter」

伊丹・ソールライター展 関連展示

カラー写真っていいね!企画関連展
企画特設ページはボタンをクリック!


4月7日から伊丹市立美術館にて開始するソール・ライター展に合わせ、フランスの写真家フランソワ・アラール(François Halard)の展覧会「Saul Leiter」が兵庫県・archipelagoと大阪府・豊中市のgallery 176にて開催されます。

フランソワ・アラールは、1961年にフランスで生まれ、現在は南仏アルルとNYを拠点に、サイ・トゥオンブリーやルイジ・ギッリ、ルイーズ・ブルジョワ、リチャード・アヴェドンらのアトリエの撮影や、世界的なインテリア誌やファッション誌でのエディトリアルを数多く手がけるなど、世界で最も卓越した建築写真家の一人として評価を受けています。今回アラールが撮影に訪れたのが、アメリカ人画家、写真家のソール・ライターのアトリエ。ライターがこの世を去って2年後となる2015年にイーストヴィレッジにあるライターのアパートメントを訪れ、朽ちた壁や空っぽのクローゼット、わずかに遺された私物などを撮影しました。その写真からは、ライター本人がどこかから出てくるのではないかと思うほどの臨場感や、その “気配” が漂っています。

展覧会では、昨年スウェーデンとパリを拠点とする出版社「LIBRARYMAN」より刊行された本シリーズをまとめた写真集「SAUL LEITER」の日本限定版として制作されたスペシャルエディションのプリント10点(各エディション10部限定)を展示販売いたします。

*archipelago・gallery 176 HPより転載させていただきました。


Saul Leiter by François Halard

会 場 :archipelago
     会 期 :2018年4月7日‬(土)~ 4月23日(月)
店休日 :‪4月10‬ 日(火)、‪4月17‬ 日(火)
開館時間:11:00-17:30‬

Saul Leiter by François Halard/フランソワ・アラール写真展「Saul Leiter」

会 場 :gallery 176
会 期 :2018年4月27日(金)〜 5月8日(火)
休廊日 :‪会期中無休
開館時間:13:00-19:00

企 画  :  twelvebooks、archipelago、gallery 176
協 力  :  伊丹市立美術館、株式会社コンタクト

キュレーション :  LIBRARYMAN


関連イベント 

① 濱中敦史(twelvebooks)× 佐藤正子 (株式会社コンタクト)トーク
フランソワ・アラールがソール・ライターのアトリエを撮影することになったきっかけとは?フランソワ・アラールの写真集を日本で販売することになった経緯は?イベント前半では、写真好き、ソール・ライターファンこそ詳しく知りたいこれらの話を中心に、写真集の国内ディストリビューションを仕事としているtwelvebooksの濱中敦史氏と写真展の企画制作をしているコンタクトの佐藤正子氏がトークをします。後半では会場が、来場者を交えて、ソール・ライターやフランソワ・アラール、その他の海外写真家、写真集などについて話す場に変わります。トーク終了後は、ギャラリー近辺で懇親会(有料)の開催も予定しています。

日時: 2018年4月28日(土) 17:00〜18:30
会場:gallery 176

料金:1,000円
定員:35名

※予約は gallery 176 ホームページ内のイベントお申込みフォームよりお願いします。その他のお問い合わせもgallery 176へお願い致します。


カラー写真っていいね!企画関連展
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ジャック=アンリ・ラルティーグ写真展
永遠の少年、ラルティーグ
―写真は魔法だ!―

☆カラー写真っていいね!企画展☆

 


カラー写真っていいね!企画展③
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2018年は日仏友好160周年、さらには、京都市とパリ市が友情盟約締結60周年を迎えます。この記念すべき年に、当館はフランスの偉大なアマチュア写真家 ジャック=アンリ・ラルティーグの写真展を開催する運びとなりました。

フランスの裕福な家庭に生まれ育ったジャック=アンリ・ラルティーグ(1894-1986)が、写真好きの父親から三脚付きの暗箱カメラを与えられたのは7歳のときでした。身の回りのさまざまな瞬間を残せる「カメラ」は、ラルティーグ少年にとってまさに“魔法の機械”だったのです。大好きな猫、自動車、飛行機といった動きのあるもの、時には心霊写真に挑戦するなど、彼のあくなき探究心はこの魔法の機械で、様々な作品を生み出してきました。ラルティーグはこの他にも、家族や友人、恋人とのひと時をとらえた作品や最新モードに身を包む女性たちやその社交場など、様々な輝かしい瞬間をとらえています。

本展では、彼の幼年時代から晩年までの代表的な作品に、日本初公開となるカラー作品を含む約160点を通して、写真をたのしみ、過ぎゆく時間や人生の歓びを捕えようとしたラルティーグの世界を紹介していきます。

*細見美術館・プレスリリースより転載させていただきました


 ジャック=アンリ・ラルティーグ(1894-1986)

20世紀初頭のフランスのアマチュア写真家。1894年、フランスのパリ郊外クルブヴォワの裕福な家庭に生まれる。幼年時代に父親に買い与えられた木製ビューカメラに夢中になり、生涯にわたって日常の幸せな瞬間を記録し続けた。1963年、ラルティーグ68歳の年に、ニューヨーク近代美術館で開催された大規模な回顧展で一躍脚光を浴びる。70歳を目前にしたあまりにも遅咲きのデビューは、世界中に大きな衝撃を与えた。以来、この偉大なるアマチュア写真家の展覧会、出版が世界各地で相次ぎ、現在では写真の巨匠としてその名前は、写真史に大きく刻まれている。


ジャック=アンリ・ラルティーグ写真展
永遠の少年、ラルティーグ ―写真は魔法だ!―

会 場 :細見美術館
     〒606-8342京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
     TEL: 075-752-5555
     URL: www.emuseum.or.jp
会 期 :2018年4月21日(土)~6月3日(日)
開館時間:10:00~18:00(展示室への入場は17:30まで)
休館日 :毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
観覧料 :一般 1,300円(1,200円) 学生 1,000円(900円)
     *( )内は20名以上の団体料金
主 催 : 細見美術館、京都新聞
後 援 :在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
特別協力:ジャック=アンリ・ラルティーグ財団
協 力 :株式会社便利堂、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭、日本カメラ博物館
企画協力:コンタクト

 


関連イベント

第43回アートキューブレクチャー
講 師 : 井口芳夫(日本カメラ博物館   学芸員)
日 時 : 5月12日(土)14:00~
会 場 : 京都市勧業館 みやこめっせ
*イベント詳細は細見美術館HPをご確認ください


作品タイトル 上から
フロレット、ヴァンス、1954年
ぼく(パパ撮影)、ポン=ド=ラルシュ、1903年
ビビ、エデン・ロックのレストランにて、アンティーブ岬、1920年5月
クラブ・ド・フリボール、カンヌ、1936年5月
ブルターニュ、1965年


カラー写真っていいね!企画展③
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Jacques Henri Lartigue
Photographie, c’est magique!

Life is this wonderful thing, dancing, jumping, flying, laughing
…and passing.

It was 1963, the year Jacques Henri Lartigue turned 69, when the first large-scale retrospective of his works was held at the Museum of Modern Art in New York. The late debut, shortly before his 70th birthday, exerted a great impact all around the world, resulting in successive publications and exhibitions of this “great amateur photographer” that finally made him into the master photographer art history remembers him as today.
Lartigue was born 1894 in Courbevoie, a suburb of Paris, to a wealthy bourgeois family. At the age of seven, his father, who was a connoisseur in photography, bought him his first camera, a wooden view camera that uses a gelatin dry plate. The young boy, who also loved to paint, soon became absorbed with his “magical toy” and continued throughout his life to document the joyful moments with the things he loved.
Born into a wealthy family in France around the Fin de siècle he was also witness to the golden age of Art Nouveau. Given that back then photographic cameras were luxury items and photography a hobby only a handful of people were able to pursue, the fact that a camera for the young Lartigue was something like a toy, bespeaks of the enormous wealth of the Lartigue family. Automobiles, planes, tennis, trips to the seaside, women wearing the newest fashion – while Lartigue took photographs mostly for his own pleasure, they also bear valuable testimony to this ‘good old period’ and its illustrious culture, art and industry.
This exhibition shows around 160 images, from representative works of Lartigue’s youth until his later years, to color photographs of which a large proportion is being exhibited in Japan for the first time. And in doing so, it allows a glimpse at the world of Lartigue enjoying photography, of him chasing passing moments, chasing the joys of life.


Venue:Hosomi Museum
6-3 Okazaki Saishojicho, Sakyo Ward, Kyoto, 606-8342 Kyoto Prefecture, Japan 
Period:April 21. (Sat.), 2018 – June 3. (Sun.), 2018
Opening Hours:10:00 – 18:00 (last admission 17:30)
* Closed on Mondays 

Admissions:Adults 1,300 Yen (1,200 Yen), Students 1,000 Yen (900 Yen)
* prices in brackets are for groups of 20 and more. 

Organization: Hosomi Museum, Kyoto Shimbun.
Support:The Embassy of France, Institut français du Japon
Special Cooperation:The Jacques Henri Lartigue Foundation
Cooperation:Benrido, KYOTOGRAPHIE,  JCII Camera Museum
Planning:Contact Co., Ltd.


 

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