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ジャック=アンリ・ラルティーグ
幸せの瞬間をつかまえて
Jacques Henri Lartigue
Capturing Moments of Joy


「人生とは、踊り、跳びはね、飛翔し、笑い・・・
そうして過ぎ去っていく素晴らしいものだ!」

ジャック=アンリ・ラルティーグ初の大規模な回顧展がニューヨーク近代美術館で開催され一躍脚光を浴びたのは、1963年、ラルティーグ69歳の年でした。70歳を目前にしたあまりにも遅咲きのデビューは、世界中に大きな衝撃を与えました。以来、この〝偉大なるアマチュア写真家″の展覧会、出版が世界各地で相次ぎ、現在では写真の巨匠としてその名前は写真史に大きく刻まれています。

ジャック=アンリ・ラルティーグは、1894年、フランス、パリ郊外クルブヴォワの非常に裕福なブルジョワの家庭に生まれました。7歳のラルティーグ少年は、写真好きの父親に、初めてのカメラとなるガラス乾板を使う木製ビューカメラを買ってもらいます。絵を描くことが大好きだったラルティーグ少年は、この“魔法のおもちゃ”に夢中になり、あくまで自分の楽しみのためだけに、愛するものたちとの幸せな時間を記録し続けました。

アール・ヌーボー最盛期のフランスで富裕な家庭で育ったラルティーグ少年は、その目撃者でもありました。カメラが非常に高価だった時代、写真は一握りの人だけが享受できる贅沢な趣味の一つであり、写真がおもちゃ代わりでもあったという事実は、ラルティーグの家庭がいかに裕福な家庭だったかをも物語っています。自動車、飛行機、テニス、海辺のヴァカンス、当時の最新モードに身を包んだ女性たち・・・
ラルティーグが自分の楽しみのためだけに記録していたこれらの写真は、文化、芸術、産業などすべてが輝きをもっていた古き良き時代の貴重な財産ともなっています。

本展では、子ども時代から晩年までの代表的な作品と、その多くが日本初公開であるカラー作品など約160点を通して、写真を楽しみ、過ぎ行く時間や人生の歓びをつかまえようとしたラルティーグの世界をご紹介します。

「ジャック=アンリ・ラルティーグ 幸せの瞬間をつかまえて」を出品作品スライドショーでご紹介します。(アップロード元:埼玉県立近代美術館)https://www.youtube.com/watch?v=8AJlxZ0b_Jo


ジャック=アンリ・ラルティーグ
幸せの瞬間をつかまえて

会 場 :福島県立美術館
〒960-8003 福島市森合字西養山1番地 TEL: 024-531-5511
URL: http://www.art-museum.fks.ed.jp//?page_id=13
会 期 :2017年7月22日(土)~9月10日(日)
開館時間:09:30~17:00(展示室への入場は16:30まで)
休館日 :月曜日(8月21日を除く)
観覧料 :一般1000円(800円)、高生800円(500円)、
小中学生400円(300円)、
*( )内は20名以上の団体料金。
主 催 :福島県立近代美術館
後 援 :在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
企画協力:コンタクト
*記載事項は2017年7月現在のものです。内容が変更になる場合もあります。


Jacques Henri Lartigue
Capturing Moments of Joy
The Museum of Modern Art Saitama

Life is this wonderful thing, dancing, jumping, flying, laughing
…and passing.

It was 1963, the year Jacques Henri Lartigue turned 69, when the first large-scale retrospective of his works was held at the Museum of Modern Art in New York. The late debut, shortly before his 70th birthday, exerted a great impact all around the world, resulting in successive publications and exhibitions of this “great amateur photographer” that finally made him into the master photographer art history remembers him as today.
Lartigue was born 1894 in Courbevoie, a suburb of Paris, to a wealthy bourgeois family. At the age of seven, his father, who was a connoisseur in photography, bought him his first camera, a wooden view camera that uses a gelatin dry plate. The young boy, who also loved to paint, soon became absorbed with his “magical toy” and continued throughout his life to document the joyful moments with the things he loved.
Born into a wealthy family in France around the Fin de siècle he was also witness to the golden age of Art Nouveau. Given that back then photographic cameras were luxury items and photography a hobby only a handful of people were able to pursue, the fact that a camera for the young Lartigue was something like a toy, bespeaks of the enormous wealth of the Lartigue family. Automobiles, planes, tennis, trips to the seaside, women wearing the newest fashion – while Lartigue took photographs mostly for his own pleasure, they also bear valuable testimony to this ‘good old period’ and its illustrious culture, art and industry.
This exhibition shows around 160 images, from representative works of Lartigue’s youth until his later years, to color photographs of which a large proportion is being exhibited in Japan for the first time. And in doing so, it allows a glimpse at the world of Lartigue enjoying photography, of him chasing passing moments, chasing the joys of life.


Jacques Henri Lartigue – Capturing Moments of Joy

Venue:The Fukushima Prefectural Museum of Art
Nishiyozan 1, Moriai, Fukushima-shi, 960-8003 Fukushima
TEL: 024-531-5511
URL: http://www.pref.spec.ed.jp/momas/
Period: July 7, 2017 (Sat.) – Sept. 10, 2017 (Sun.)
Opening Hours:09:30 – 17:00(last admission 16:30)
*closed on Mondays except for August 21
Admissions:Adult 1000 ¥(800 ¥)、High-school students 800¥(500¥)
Students in Middle-school and younger 400¥(300 ¥)
*( )Prices in brackets are for groups of 20 or more.
Organization:The Fukushima Prefectural Museum of Art
Support: The Embassy of France / Institut français du Japon
Collaboration:Contact Co., Ltd.
*The information provided above is up to date as of July 2017. Contents may be subject to changes.

写真上左:ビビ、「エデン・ロック」のレストランにて、アンティーブ岬、1920年5月
写真上右:フロレット、ヴァンス、1954年
写真下左:幽霊になったジスー、ヴィラ・マロニエにて、シャテルニギヨン、1905年7月
写真下右:ぼく、ポン・ド・ラルシュ(パパ撮影)、1903年

Photograph upper left:Bibi at the restaurant of the Eden Roc Hotel, Cap d’Antibes, May 1920
Photograph upper right:Florette, Vence, 1954
Photograph lower left:Zissou Playing Ghost, Villa “”Les Maronniers, Chatel-Guyon, July 1905
Photograph lower left:Me at Pont-de-l’Arche (Photographed by my father), 1903
Photographie Jacques Henri Lartigue© Ministère de la Culture – France/AAJHL

 

 

 

 

 

 

 

 
 
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『フジフイルム・フォトコレクション』展

併催イベントのお知らせ

FUJIFILM SQUARE 企画写真展『フジフイルム・フォトコレクション』展 日本の写真史を飾った写真家の「私の1枚」(2017年3月24日〜4月12日)併催イベントとして、写真評論家・飯沢耕太郎氏の講演会と、 写真家・立木義浩 氏のギャラリートークが開催されます。
講演会に関しましては、予約が必要となりますので、お早めにお申し込みください。


①「フジフイルム・フォトコレクション」を通してみた日本写真史
講演者:飯沢耕太郎氏(写真評論家)
日時:2017年3月25日(土)
時間:13:30-15:00(開場13:00)
会場:フジフイルム スクエア 2F特設会場
定員:100名(事前申込制、先着順)
参加費:無料
参加申込:お電話、フジフイルム スクエア受付にて承ります。
TEL:03-6271-3350(受付時間 10:00-18:00)
◎満員になり次第終了させていただきます。
◎イベント内容が変更または中止となる場合があります。予めご了承ください。

② 写真家 立木義浩氏 ギャラリートーク 「<舌出し天使>とその時代を語る」
日時:2017年4月1日(土)
時間:14:00~ / 16:00~(各回約30分)
会場:フジフイルム スクエア写真展会場内
参加費:無料
参加申込:不要
◎座席はございません。
◎イベント内容が変更または中止となる場合がございます。予めご了承ください。


                                                         森山大道「三沢の犬」1971年

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ギャラリー・トーク開催
アグネータ・フロックさん来日決定(東京会場)


「北欧から届いたファンタジー 切り絵作家 アグネータ・フロックの世界展」
-ご本人来日&ギャラリー・トーク開催のお知らせ-

関東発の大規模展覧会となる本展へのアグネータ・フロックさんの来日とギャラリー・トーク開催が決定いたしました。
切り絵やテキスタイル作品はもちろんの事、“日々の出来事に喜びを見出す”という彼女のライフスタイルや人柄が、テレビや雑誌で彼女を知った多くの女性を魅了し、京都・札幌・名古屋で開催されたギャラリー・トークには、多くのお客様にお越しいただきました。
ご本人と会場を周りながら、ファンタジー溢れる作品の創作について生の声で聴ける貴重な機会を、東京会場でも設けさせていただきましたので、是非皆様会場へお越し下さい。


●Information:アグネータ・フロックさん ギャラリー・トーク開催
☆日 時 :10月22日(土)14:00~
10月24日(月)11:00~/14:00~(各回約30分)
☆玉川髙島屋S・C西館1Fアレーナホール会場内
事前申込不要・参加無料(入場券は必要です)
*混雑した場合は、入場制限をさせていただく場合がございます。
*イベント内容が変更、中止となる場合がございます。予めご了承ください。

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「芸術家たちへのドアノーのまなざし」
フランシーヌ・ドルディル氏 講演会開催


―『ロベール・ドアノーと時代の肖像-喜びは永遠に残る』開催関連イベント―
ドアノーの次女であるフランシーヌ・ドルディル氏は、長女アネット・ドアノー氏とともにアトリエ・ロベール・ドアノーを設立。膨大な写真の管理と紹介に尽力しています。2008年に出版された『芸術家たちの肖像』の編集においても重要な役割を果たしました。本講演では、幼少期からドアノーのモデルでもあったドルディル氏に、ポートレイトを通して見る写真家ドアノー、当時の芸術家たちとの交流についてお話をうかがいます。
*お申込先:ベルナール・ビュフェ美術館 電話055-986-1300

『ロベール・ドアノーと時代の肖像-喜びは永遠に残る』展覧会開催のお知らせはこちらへ


Profile:フランシーヌ・ドルディル(Francine Deroudille)
1947年8月12日、フランス・パリにロベール・ドアノー、ピエレット・ショーメゾン(Pierette Chaumaison)の次女として生まれる。1981年から2003年までラフォ通信社において、出版および展覧会制作部門に従事。2003年以来、姉のアネット・ドアノーと、モンルージュのかつてドアノー一家のアパートであった場所で創設したアトリエ・ロベール・ドアノーにおいて、世界各国で企画制作されているドアノーの出版、展覧会および著作権管理を行っている。

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大地が育てた写真 ブラジル移民
大原治雄(はるお)
-「日曜美術館」NHK Eテレ

「日曜美術館」にて大原治雄展が紹介されました。

*放送日時は変更になる場合があります。予めご了承下さい。


ブラジルで高い評価の日本人写真家がいる。戦前に農業移民として渡った大原治雄。
未開のジャングルを懸命に開拓した。大地で働き、生きる喜びをとらえた写真の魅力とは!?*「日曜美術館」のホームページより転載させていただいております。

「日曜美術館」NHK Eテレ ホームページはこちら

【高知県立美術館】展覧会のご案内はこちら

【伊丹市立美術館】展覧会のご案内はこちら


日曜美術館 NHK Eテレ
「大地が育てた写真 ブラジル移民 大原治雄(はるお)」
5月22日(日)午前9時00分~ 午前9時45分
5月29日(日)午後8時00分~(再放送)

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アグネータ・フロックさん ギャラリートーク&サイン会


アグネータ・フロックさんのギャラリートーク&サイン会が開催されます。
開催日時
6月8日(水)午後2:00~
6月9日(木)午前11:00~、午後2:00~
ジェイアール名古屋タカシマヤ
*ギャラリートークには入場券が必要です。サイン会は本展の図録をお持ちのお客様を対象とさせていただきます。
*イベント内容が変更、または中止となる場合がございます。予めご了承ください。

展覧会開催のお知らせはこちら

「ハイビジョン特集 アグネータと魔法の切り絵」が再放送されました。
放送日時
6月3日(金)午前9:00~10:30
6月4日(土)午前1:45~3:15(3日深夜)
NHKBSプレミアム

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つながる@きたカフェ 4月28日(木)11:30~
アグネータ・フロックさん出演決定!

放送局:NHK総合・札幌(ch.3)/NHK札幌放送局

北欧の自然や伝統的な物語に育まれた“魔法の手”を持つ、スウェーデンの切り絵作家
アグネータ・フロック。彼女はテキスタイル作家として独自の世界を築き上げた後、
切り絵と出会い、独創的でファンタジー溢れる切り絵の世界を表現し続けています。
4月29日(金・祝)より5月22日(日)まで、札幌エスタ11F プラニスホールで
開催される展覧会のみどころなどを、アグネータ・フロックさんご本人が語られます。
※放送日時は変更になることがあります。あらかじめご了承ください。

展覧会開催のお知らせはこちら

アグネータ・フロックさん、ギャラリー・トーク開催のお知らせはこちら

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