富士フイルム企画写真展 GFXChallengeGrantProgram2021〜Make Your Next Great Image〜

FUJIFILM Photo Exhibition

*トップ画像:「Photoreographia」©️Andras Dobi(GFX Challenge Grant Program 2021より

 

富士フィルムが主催する「GFX Challenge Grant Program 2021」は、世界各国で活躍するクリエイターの創作活動サポートを目的とした、新たな助成金プログラムです。
2020年11月から2021年1月の期間、全世界を5つの地域に分け、写真家が助成金を使って成し遂げたいクリエイティブなアイデアと制作テーマを撮影企画書にまとめて応募していただきました。
当初の想定を上回る約3,000件の応募は、非常によく練られた独創的なアイデアの数々で、選考・審査は難航しましたが、2022年3月に受賞15テーマを決定しました。
制作活動のサポートとして、「Global Grant Award」受賞者の5名には10,000ドル相当の助成金を、「Regional Grant Award」受賞者の10名には5,000ドル相当の助成金をご提供、さらに、制作に使用する機材として、富士フイルムラージフォーマットデジタルカメラシステムGFXを無償貸与させていただきました。そして、制作期間5ヶ月を経て、2022年8月ついに15作品が完成しました。
本展では、「GFX Challenge Grant Program 2021」を通じて制作された受賞者15名の作品を一挙展示いたします。世界各国から集まったオリジナリティあふれる写真・映像作品をお楽しみください。

 


 

※富士フィルムラージフォーマットデジタルカメラシステムGFXとは35mm判の約1.7倍となるラージフォーマットセンサーを搭載し、豊かな階調表現と浅い被写界深度による立体的な描写を可能とした、異次元の高画質をさらに身近にする画期的なミラーレスデジタルカメラシステムです。
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products /gfx-series/
※助成金プログラムや受賞者および取り組んだ作品の詳細はこちらをご覧ください。

https://fujifilm-x.com/ja-jp/special/gfx-challenge-program/

 


展覧会詳細

・東京展
会 場 :富士フィルムフォトサロン 東京
〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番3号(東京ミッドタウン・ウエスト)
フジフィルム スクエア内
U R L:https://fujifilmsquare.jp
会 期 :2022年11月4日(金)〜11月24日(木) 会期中無休
開館時間:10:00〜19:00 ※最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで

・大阪展
会 場 :富士フィルムフォトサロン 大阪
〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波2-2-3 御堂筋グランドビル2階
U R L:https://www.fujifilm.co.jp/photosalon/osaka/
会 期 :2022年12月15日(金)〜12月25日(日)
開館時間:10:00〜19:00 ※最終日は19:00まで、入館は終了10分前まで

以下共通
入館料 :無料
主 催 :フジフィルム株式会社

 

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写真展「はじめての、牛腸茂雄。」

Shigeo Gocho Exhibition

*トップ画像:<SELF AND OTHERS>より 1976-77年

幼い頃にわずらった病のため身体にハンディキャップがありながらも、すばらしい作品を撮り続け、36歳という若さで病によって亡くなった写真家、牛腸茂雄の写真展「はじめての、牛腸茂雄。」を、渋谷PARCO8F「ほぼ日曜日」で開催します。
今回ははじめて牛腸茂雄を知る方々のために、ギャグ漫画家の和田ラヂヲさんが「案内人」となり、「はじめての人代表」として順路の最初に「映像で」登場。展示を見る前のプロローグを語ってくださいます。
会場では約100点の写真のプリントの美しさを「直接」アクリル板なしでご覧いただけます。


牛腸茂雄プロフィール

写真家。1946年、新潟県加茂市生まれ。3歳で胸椎カリエスを患う。1965年、桑沢デザイン研究所に入学し、デザインと写真を学ぶ。1977年「SELF AND OTHERS」(白亜館)を自費出版。1978年、日本写真協会賞新人賞受賞。1983年、新潟の実家にて逝去。享年36。


展覧会詳細

会 場 :渋谷PARCO8階「ほぼ日曜日」
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1
URL     :https://www.1101.com/hobonichiyobi/exhibition/5449.html
会 期 :2022年10月7日(金)~11月13日(日)
開館時間:11:00~20:00
入場料 :600円(税込)入場特典:案内人・和田ラヂヲさんのマンガつき小冊子
協 力 :小倉快子、大桃春子、コンタクト、牛膓廣一、新潟市美術館、松沢寿重、三浦和人


<日々>より、1971年

<SELF AND OTHERS>よリ、1976-77年

<幼年の「時間(とき)」>より、1995年

■牛腸茂雄さんの作品、約100点を展示

写真集を制作することを何より大切にしていた牛腸茂雄が残した、貴重な作品群からセレクトしています。「僕の写真は見過ごされてしまうかもしれないギリギリのところの写真なのです。一見、何の変哲もないところで、僕はあえて賭けているのです。」(〈姉への手紙〉より)

■プリントの美しさを「直接」鑑賞

展覧会の額装作品は、一般的にアクリル板で保護されていることがほとんどですが、本展ではアクリルを外して展示しているため「プリント」の凄みをダイレクトに味わっていただけます。プリントは写真家・三浦和人さんが担当。三浦さんは今回の展覧会のために、改めて、現像が必要な作品をプリントしてくださいました。アクリル越しではない、直接見る写真のパワーを感じてください。

■私物や日記も展示

読んでいた本、日記、詩のノート、年賀状、担任の先生からのコメントなど、牛腸茂雄の私物を特別に展示します。

■全作品を収録した作品集を会場で先行予約

「赤々舎」から牛腸茂雄のすべての作品を収録した『午腸茂雄全集 作品編』が展覧会の会期中に発売されます。本展では特別に、会場で先行受注を受け付けます。会期の途中からは、実物が店頭に並ぶ予定です。会場で写真集を予約、購入してくださった方には特製のステッカーをプレゼントします。会場では、全集の制作過程の資料も展示する予定です。

『午腸茂雄全集 作品編』A4判変型 252ページ(予定) 予価7,700円(税込)/赤々舎

 

コンタクトが開催した過去の牛腸茂雄展
https://www.contact-tokyo.com/information/shiogamaphotofestival2018/

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郡山市立美術館
「ニューヨークが生んだ伝説の写真家
永遠のソール・ライター」展

Saul Leiter Forever - A Retrospective

※トップ画像:ソール・ライター《帽子》1960年頃 ©️Saul Leiter Foundation
※Main Image:Saul Leiter, Cap, c.1960s ©️Saul Leiter Foundation

2017年、Bunkamuraザ・ミュージアムで日本発の回顧展を開催し、大きな話題を呼んだ写真家ソール・ライター。

1950年代からニューヨークで第一線のファッション・カメラマンとして活躍しながら、1980年代に商業写真から退き、表舞台から姿を消したソール・ライターが一気に忘却の世界から引きずり出されるきっかけは、2006年ドイツの出版社シュタイデル社から刊行された写真集『Early Color』。当時すでに83歳になっていた彼の作品は、世界の写真界に衝撃を与え、これを皮切りに世界各地で展覧会の開催や作品集の出版が行われ、さらにはドキュメンタリー映画が公開。初めてソール・ライターを知る人々にもこの写真家の素晴らしさが理解される機会となりました。

天性の色彩感覚によって「カラー写真のパイオニア」と呼ばれたソール・ライター。約8万点のカラー写真をはじめ、作品の大半を整理することなく世を去った写真の「発掘作業」は、ソール・ライター財団により現在進行形で続けられています。本展では、前回の展覧会では発掘しきれなかった膨大なアーカイブの中から、世界初公開となる作品を含む多くの未公開作品と豊富な作品資料を通して、ソール・ライターのさらに知られざる一面を紐解き、その魅力に迫ります。

It was in 2017 that the first retrospective of Saul Leiter’s works was held at Bunkamura THE MUSEUM. It became a big hit and now Saul Leiter is back: From January 2020 a second retrospective of his works will be held at Bunkamura THE MUSEUM including not only works that previously haven’t been shown in Japan, but also works that haven’t been shown anywhere yet.

Saul Leiter was a leading fashion photographer in New York since the 1950’s, until he retired from commercial photography in the 1980’s. It was Early Color, a collection of his work that he published with Steidl Verlag in Germany in 2006 that brought him back to the limelight of the world of photography. He was 83 years old by then. His re-discovery became a big sensation and led to numerous exhibitions and publications. In 2012 the documentary In No Great Hurry: 13 Lessons in Life with Saul Leiter was released, making his name and works known to even more people.

Many regard Saul Leiter as a pioneer in color photography due to his exquisite sense for color. He has left behind over 80.000 uncatalogued color photographs, which The Saul Leiter Foundation is continuously in the process of “excavating” and bringing into order. This exhibition will show a completely new facet of Saul Leiter work by showing new photographs from this vast archive including previously unpublished and unexhibited works.


左 :ソール・ライター《落書きの顔》1950年、発色現像方式印画 ©️Saul Leiter Foundation
left:Saul Leiter, Graffiti Heads, 1950, chromogenic print, ©️Saul Leiter Foundation
中央:ソール・ライター《無題》撮影年負不詳 ©️Saul Leiter Foundation
middle:Saul Leiter, Untitled, date unknown ©️Saul Leiter Foundation
右 :ソール・ライター《窓》1957年、発色現像方式印画 ©️Saul Leiter Foundation
right:Saul Leiter, Window, 1957, chromogenic print ©️Saul Leiter Foundation


作家プロフィール Artist Profile

ソール・ライターは、1950年代からニューヨークで第一線のファッション・カメラマンとして活躍しながら、58歳になった年、自らのスタジオを閉鎖し、世間から姿を消した。写真界でソール・ライターが再び脚光をあびるきっかけとなったのが、2006年にドイツのシュタイデル社によって出版された作品集でした。この新たな発見は大きなセンセーションとなり、その後、展覧会開催や出版が相次ぎました。2012年にはドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」(日本公開は2015年)が公開され、その名前と作品は多くの人に知れわたるようになりました。

Saul Leiter (1923-2013) was a leading fashion photographer in New York since the 1950’s, until at the age of 58 he closed his studio and disappeared from the world. It was a collection of his work that he published with Steidl Verlag in Germany in 2006 that brought him back to the limelight of the world of photography. His re-discovery became a big sensation and led to numerous exhibitions and publications. In 2012 a documentary film titled In No Great Hurry: 13 Lessons in Life with Saul Leiter was released (first screened in Japan in 2015), making his name and works known to even more people.

ソール・ライター《夜のバス》1950年代、発色現像方式印画 ©️Saul Leiter Foundation
Saul Leiter, Bus at Night, 1950s, chromogenic print ©️Saul Leiter Foundation


展覧会情報 Details

会 場 :郡山市立美術館
     〒963-0666 郡山市安原町字大谷地130-2
        TEL: 024-956-2200
     URL: https://www.city.koriyama.lg.jp/site/artmuseum/
会 期 :2022年9月10日(土)~10月23日(日)
開館時間:9時30分~17時00分(展示室への入場は16時30分まで)
休館日 :毎週月曜日(ただし、月曜日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
入場料 :一般1000円(800)円
高校・大学生、65歳以上700(560)円
※( )内は20名以上の団体料金 中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方は無料

主 催 :郡山市立美術館
協 力 :ソール・ライター財団
企画協力:コンタクト、Bunkamura

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、掲載内容に変更が生じる場合がございます。最新情報は当館ホームページをご確認ください。

Venue:
Koriyama City Museum of Art
130-2, Aza Oyaji, Yasuharamachi, Koriyama-shi, Fukushima
TEL: 024-956-2200
URL: https://www.city.koriyama.lg.jp/site/artmuseum/

Period:
September Sat. 1o, 2022 – October 23, 2022

Opening Hours:
9:30 – 17:00 (last admission 16:30)

Admissions:
Adult 1000 (800)Yen , University and High school students, 65 years old and over: 700 (560) yen
*Prices in parentheses are group rates for groups of 20 or more. Free for junior high school students and younger and those with disability certificates.

Organization:
Koriyama City Museum of Art

Support:
The Saul Leiter Foundation

Planning:
Contact Co., Ltd., Bunkamura

Please check the museum HP before coming for the latest updates, as the COVID-19 situation might make changes necessary.

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サンディエゴ写真美術館凱旋展
「原点を永遠に。」

Beginnings, Forever

©︎ トップ画像:「Tokyo Parrots 007 2013」Yoshinori Mizutani


19-21世紀に残された、35歳以下の作家による名作153点を一堂に!

清里フォトアートミュージアム(K・MoPA/ケイモパ、山梨県北杜市)は、7月2日(土)から9月25日(日)まで「原点を、永遠に Beginnings, Forever」を開催します。本展は、2021年4月から9月にかけて、米国カリフォルニア州のサンディエゴ写真美術館において開催され好評を博した展覧会の凱旋帰国展となります。

1995年、“写真と写真家のために生きる美術館”をめざして開館したK*MoPAの基本理念のひとつに「若い力の写真:ヤング・ポートフォリオ」があります。毎年、35歳以下の写真を世界中から公募(2021年度の応募は27ヵ国、278人、7,285点)、第一線の写真家による選考を経て選ばれた作品を購入、展覧会を開催するヤング・ポートフォリオは、現在、第一線で活躍する多くの写真家たちのキャスティングボードとして、大きな役割を果たしてきました。

本展「原点を、永遠に。」は、「すべての写真家にスタート地点がある」、この理念を背景に同館の全収蔵作品から、古今東西の写真家たちが35歳までに撮影した作品を厳選し約150点を展示します。写真草創期の19世紀から21世紀の現在まで、写真史に大きな足跡を残した写真家たちから今現在を生きる写真家たちまで、彼らの「原点」ともいえる時代に生み出された作品群は、個々の写真家の軌跡を見る上で興味深いだけにとどまらず、現在では重要な表現メディアとなった写真がたどってきた歴史を見る上でも非常に有意義な展覧会といえます。本展は、2021年、アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴ写真美術館でコロナ禍を乗り越えて開催された展覧会の里帰り展として、日本で初めて公開されるものです。


本展の展示構成

第1部:写真草創期から20世紀まで

アルフレッド・スティーグリッツ、ルイス・ハイン、エドワード・ウェストン、アンドレ・ケルテス、ブラッサイ、アンセル・アダムスなど19世紀の写真草創期から20世紀までの写真史に重要な役割を果たした巨匠たちが、写真の表現や役割について試行錯誤を繰り返して生み出され、現在ではそれぞれの写真家の代表作にもなっている作品の数々を素晴らしいプリントによって展示します。

W. ユージン・スミス 「楽園への歩み 1946」 ©︎2022 The Heirs of W. Eugene Smith/PPS

第2部:戦後の日本写真

第二次大戦の終結は、日本の写真にとっても新たな時代を告げるものでした。雨後の筍のようにマスメディアが勃興し、自由な表現が可能になった戦後、若い写真家たちはそれぞれの世代で写真の多様な可能性を追求し、その後の世代に大きな影響力を持つ作品を生み出し続けました。植田正治、田沼武能、細江英公、奈良原一高、東松照明、森山大道、荒木経惟ら、現在、海外でも大きな注目を浴び、高い評価を得る日本の戦後写真の礎となった写真家たちの作品をはじめ、現在も精力的に活動を続ける写真家たちの作品を紹介します。

 

森山大道 「青森・三沢 1971」 ©︎Daido Moriyama Photo Foundation

 

第3部:ヤング・ポートフォリオ

K*MoPA開館以来、毎年開催されているヤング・ポートフォリオは、今日までに76ヵ国から10,527名が137,383点の応募があり、46ヵ国、804名の6,253点が同館に収蔵されています。デジタル時代の到来とともに、留まるところを知らず急速な技術発展を続ける写真の世界において、25年を超えるヤング・ポートフォリオで選ばれた作家たちの作品を見直すことは、これからの写真を考える上で重要な機会になることは間違いありません。

アル・ラプコフスキー 「もっとレゴがほしい 2016」 ©︎Al Lapkovsky


出品作家一覧

K.M. アサド、ワーナー・ビショフ、ジュリオ・ビッテンクール、ビル・ブラント、ブラッサイ、マヌエル・アルバレス・ブラボ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロバート・キャパ、張照堂、デイヴィッド・シーモア“シム”、アルヴィン・ラングドン・コバーン、ブルース・デイヴィッドソン、ロベール・ドアノー、ハロルド・E. エジャートン博士、エド・ヴァン・デル・エルスケン、ERIC、エリオット・アーウィット、イスマイル・フェルドゥス、ロバート・フランク、藤原新也、エメット・ゴーウィン、フィリップ・ジョーンズ・グリフィス、ハン・スンピル、英伸三、ギジェルモ・シュロデック=ハート、林 典子、ロバート・ハイネケン、ルシア・エレロ、ルイス・ハイン、本城直季、細江英公、伊原美代子、今井壽恵、石元泰博、岩合光昭、イ・ジーヨン、トニー・レイ=ジョーンズ、チョン・ミンス、亀山 亮、ユーサフ・カーシュ、川田喜久治、アンドレ・ケルテス、鬼海弘雄、北島敬三、北野 謙、ウイリアム・クライン、ヴィクトル・コーエン、マリヤ・コジャノヴァ、桑原史成、アル・ラプコフスキー、セルゲイ・レベディンスキー、ロドリゴ・マアワド、三木 淳、ラファル・ミラフ、水谷吉法、百瀬俊哉、森山大道、本橋成一、イ・ミョンホ、長野重一、内藤正敏、中藤毅彦、奈良原一高、野町和嘉、大石芳野、小原一真、アダム・パンチュク、アーヴィング・ペン、ジル・ペレス、ダナ・ポパ、坂口真理子、坂田栄一郎、佐藤信太郎、ジョージ・H. シーリー、瀬戸正人、下薗詠子、篠山紀信、ヴォイチェフ・V.スラーマ、W. ユージン・スミス、ハリ・シーカオ、ギジェルモ・シュロデック=ハート、アルフレッド・スティーグリッツ、アン・ソンスク、ルー・ストゥーメン、ハン・スンピル、フランク・メドゥ・サットクリフ、髙木忠智、高島空太、谷井隆太、田沼武能、立木義浩、東松照明、東京るまん℃、富山治夫、都築響一、植田正治、上田義彦、ジェリー・N. ユルズマン、トゥカ・ヴィエイラ、エドワード・ウェストン、ウォン・ウェイ・チョン、ハンネ・ファン・デル・ワウデ、楊 哲一、ピョートル・ズビエルスキ


展覧会詳細

会 場 :清里フォトアートミュージアム
     〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545-1222 
会 期 :2022年7月2日(土)〜9月25日(日)
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
     ※ 会期中7・8月は無休、火曜日休館
入場料 : 一般800円(600円)、大学生600円(400円)

      ※()内は20名様以上の団体料金
      ※ 家族割引1,200円(2名〜6名様まで) 
主 催 :
清里フォトアートミュージアム

特別協賛:真如苑(社会貢献基金)
協 力 :コンタクト


 

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ポートフォリオレビュー/アワード

プロ写真家が作品講評&受賞者の展示をサポート!

※トップ画像:2019年レビュー開催後の個別アドバイス(オンライン・対面式)、2020年写真展開催時の様子


2022年、フジフイルム スクエアは、富士フイルムフォトサロン若手写真家応援プロジェクトの新部門として、「ポートフォリオレビュー/アワード」を開設いたします。ポートフォリオレビュー(作品講評会)では、個展開催経験のない方および、ご自身の作品テーマやまとめ方・展示としての組み立て方などをレベルアップさせたい方など、45歳以下で、写真家・写真家を志す皆さまに、レビュワー(プロ写真家)からアドバイスしていただき、今後の飛躍を応援いたします。

今回は、4名のレビュワーが約40名を対象にレビューを行い、最終的に選出された4名に、富士フイルムフォトサロン 東京での発表、アワード展の機会を提供いたします。さらに、各アワード受賞者には写真展開催に向けてレビュワー1名より、作品セレクトやプリントなどの個別アドバイスをしていただきます。作品制作から展示準備にいたるまで、プロ写真家にサポートいただける貴重な機会です。皆さまのお申し込みをお待ちしております。


開催期間

(1) ポートフォリオレビュー / 一次選考会 (事前申込制)
参加者1名のポートフォリオを、レビュワー2名が10分程度オンラインでアドバイス。後日、レビュー参加者40名から一次選考し12名をファイナリストレビューにノミネート。

・レビュワー 大西みつぐ 、 高砂淳二 尾仲浩二 、 広川泰士
・ポートフォリオ
レビュー
2022年8月20日(土)
13:00~15:30 (10名)
16:30~19:00 (10名)
2022年 8月27日(土)
13:00~15:30 (10名)
16:30~19:00 (10名)
・一次選考会 ファイナリスト12名をノミネート
(後日、メールにて通知)


(2) ファイナリストレビュー / 最終選考会
ファイナリスト1名のポートフォリオを、レビュワー計4名が10分程度オンラインでアドバイス。後日、ファイナリスト12名から最終選考し4名を、アワード受賞者に選出、写真展開催権を提供。

・レビュワー 大西みつぐ 、 尾仲浩二 、 高砂淳二 、 広川泰士
・ファイナリスト
 レビュー
2022年 9月24日(土)
13:00~15:30 (12名)
・最終選考会 アワード受賞者4名を選出
(後日、ウェブサイト上で発表)


(3) 個別アドバイス / ポートフォリオアワード展
アワード受賞者1名につき、レビュワー1名が3回程、対面式またはオンラインで個別アドバイス。半年後、富士フイルムフォトサロン 東京で写真展開催、展示作品制作費は富士フイルム負担。

・レビュワー 大西みつぐ 、 尾仲浩二 、 高砂淳二 、 広川泰士
・アワード展準備個別
アドバイス
2022年10月以降サポート、2023年3月展示予定
・写真セレクトやプリント・加工
・プリントチェックやレイアウト
・挨拶文や搬入 など
個別アドバイスついて のよくあるご質問はこちら
・アワード展開催 アワード受賞者2名 / 1スペースで展示 (詳細は、メールにて通知)
アワード展開催ついて のよくあるご質問はこちら

※ レビュー参加者は、全員のレビューをオブザーブして学んでいただけます。
※ 本企画はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。ウェブサイト・電話でご確認ください。


申込期間

・2022年6月1日(水)~7月3日(日)
・参加連絡は、7月25日(月)頃、メールにてご案内致します。
・申込方法:下記フジフイルムHPにある「申込フォーム」よりお申し込みください。
https://fujifilmsquare.jp/news/220331_01.html

※ 当フォームは2022年6月1日(水)10:00~7月3日(日)23:59 限定公開
※ @fujifilm.comのメールを受け取れるよう、設定ください。

申込作品は、下記「事務局」へ配達記録の残る方法でご送付ください。

富士フイルムフォトサロン 事務局宛
〒125-0063 東京都葛飾区白鳥2-19-5 三和産業(株)内
送付伝票記入用TEL:03-6662-5676 (持込みは不可)
※ 申込多数の場合は、主催者・企画会社による事前審査を実施しますので、予めご了承ください。

申込方法について のよくあるご質問はこちら


申込条件

・申込時に45歳以下の方。プロ・アマ問わず。
・写真展開催を目標にされている方。
・個展開催経験のない方や、作品テーマやまとめ方・展示組み立て方をレベルアップさせたい方。
・テーマを持って複数枚を発表・展示された作品はご遠慮ください。
・レビューから展示までの記録撮影(写真・動画含む)、
展示時の公開にご了承いただける方。

 ※ 既に当社企画展で展示頂いた方や、当社・関係会社の従業員、写真関係の同業他社の方は応募できません。

申込条件について のよくあるご質問はこちら


申込規約

・作品テーマ:自由
・作品はすべて、主催者または主催者に作品の展示を申し込んだ方が著作権を有しているものに限ります。次の事項に該当する作品の申込・展示はお断りします。著作権・肖像権・プライバシー権、パブリシティ権等、他人の権利を侵害する作品や、そのおそれのある作品。

(1)著作権・肖像権・プライバシー権、パブリシティ権等、他人の権利を侵害する作品や、そのおそれのある作品。
(2)差別的表現・誹謗中傷・名誉棄損・迷惑行為にあたる作品や、そのおそれのある作品。
(3)法令・公序良俗に違反する作品や、そのおそれのある作品。
(4)第三者の個人情報にあたる内容を含む作品。
(5)商業用の広告・宣伝活動や、特定の思想・宗教等の勧誘、それに準じる内容を含む作品。
(6)上記のほかに、当社の主旨にそぐわないと判断した作品。

※ お申し込みの際には必ず、申込詳細・FAQなどをご確認ください。当社ルールなどを守られない場合には、参加・開催をお断りすることがあります、予めご承知おきください。また、その際の損害については、当社は責任を負いません。

申込規約について のよくあるご質問はこちら


作品形態

・申込・展示作品ともに、プリント作品・静止画に限る。
・申込作品は 20~30枚まで。
・レビュワー閲覧用とオンライン表示用に「プリントとデータ両方のご提出」をお願いします(必須)。
 ※ 複数テーマでの申込可、ただし講評時間・枚数は変動なし。
・プリント:銀写真プリント(印画紙)・インクジェット出力に限る。六切~A4~大四切サイズまで。
 ※ ファイル・額などには入れず、まとめて箱などに入れてください。
・データ:JPEG形式・各3MB程度にて。
 ※ 全データを1枚のメディアに入れてください。
 ※ 展示作品では、当社製品の銀写真プリント(またはラボ・ご自身で手焼き制作した銀塩印画紙)にいたします。

作品形態について のよくあるご質問はこちら →


レビュアー紹介


大西 みつぐ
(おおにし みつぐ)
1952年東京都江東区生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。1970年代より東京下町や湾岸の人と風景、日本の懐かしい町を撮り続けている。写真集・著書に『下町純情カメラ』、『遠い夏』、『Wonderland』、『川の流れる町で』、『昭和下町カメラノート』など。1985年「河口の町」(作品)で第22回太陽賞、1993年写真集『遠い夏』他により第18回木村伊兵衛写真賞、江戸川区文化奨励賞、2017年日本写真協会賞作家賞を受賞。 

2019年 写真展「平成・東京・スナップLOVE」(富士フイルムフォトサロン 東京)


富士フイルムフォトサロンについて

富士フイルムフォトサロンは、写真の素晴らしさ、楽しさ、感動、そして写真を残す大切さを伝える写真ギャラリーとして、1957年に開館。定期的に公募を行い、プロ写真家・写真愛好家の皆さまの素晴らしい作品を週替わりで、延べ1,500回展示しています。2013年より、45歳以下の若手写真家の方に発表の場を提供する、若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」を実施。現在までに32名の方が展示、出展した写真家や来館者から多くの感動の声をいただいています。

公募展「富士フイルムフォトサロン 東京」「写真家たちの新しい物語」紹介ページ

2019年に企画展 「平成・東京・スナップLOVE」の併催イベントで実施したレビュー

2020年に開催したレビュー写真展紹介ページ


主催:富士フイルム株式会社
企画協力:株式会社コンタクト、デジタルカメラマガジン編集部
アートディレクション:長尾敦子(Book Photo PRESS)


 

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「写真家・平間至の両A面」
アー写/エー写

Hirama Itaru – Double A-Side

*トップ画像:布袋寅泰 2012年 ©︎平間至
*Top image:Hotei Tomoyasu, 2012, ©︎Hirama Itaru

タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ数多くのアーティスト写真を撮影し、“音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレート”で写真界に新しいスタイルを打ち出したと評価される写真家・平間至。宮城県塩竈市に祖父が開業した写真館の三代目として生まれた平間にとって、さまざまなメディア掲載のために撮影したアーティストたちの写真と、東日本大震災後の2015年に東京で再生した平間写真館TOKYOでの活動は、そのどちらもが欠かせない「両A面」といえます。2020年写真家としての活動を開始してから30周年を迎え、また、震災から10年の節目となった2021年を経て、平間がこれまで撮影してきたアーティスト写真(アー写)、営業写真館の写真(エー写)から精選した約160点によって、平間にとっての「それぞれのA面」を音楽と写真への感謝を込めて展示します。


平間至プロフィール

1963年、宮城県塩竈市に生まれる。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家・伊島薫氏に師事。1996年からタワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」のキャンペーンポスターをはじめ、多くのミュージシャンの撮影を手がける。2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加。2008年より「塩竈フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。2012年より塩竈にて、音楽フェスティバル「GAMA ROCK FES」を主宰。2015年1月、東京・世田谷の三宿に平間写真館TOKYOをオープン。

忌野清志郎 2008年 ©︎平間至
Imawano Kiyoshiro, 2008, ©︎Hirama Itaru


展覧会詳細

会 場 :FUJIFILM SQUARE (フジフイルム スクエア)
     〒107-0052東京都港区赤坂9丁目7番3号 東京ミッドタウン・ウエスト
会 期 :2022年6月10日(金)〜6月3o日(木)
開館時間:10:00~19:00(入館は終了10前まで)
      ※最終日は14時まで。会期中無休。
      ※写真展は止むを得ず中止・変更させていただく場合がございます。
入場料 : 無料
     ※企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料しております。
主 催 :
富士フイルム株式会社

協 力 :タワーレコード株式会社、平間写真館TOKYO
企 画 :コンタクト

2019年 ©︎平間至
©︎Hirama Itaru, 2019


関連プログラム

展示期間中に、「写真家によるギャラリートークムービー」を公開する予定です。展示初日以降、フジフイルムスクエアのウェブサイト内「写真展の鑑賞ガイド」に掲載予定です。
URL:https://fujifilmsquare.jp/interview/


FUJIFILM SQUARE Exhibition
Hirama Itaru – Double A-Side

We are pleased to announce that from June 1oth, 2022 to June 30th, 2022 the FUJIFILM SQUARE will host the exhibitionHirama Itaru – Double A-Side. Hirama Itaru is renowned for his dynamic and vibrant portrait of artists, especially those taken for the Tower Records campaign NO MUSIC, NO LIFE. However, for Hirama, who was born into a family of photographers in Shiogama City, Miyagi prefecture, both his artist portraits, and his work at the Hirama Photo Studio – a family business founded by his grandfather, which he relocated to Tokyo in 2015 as a consequence of the Tohoku Earthquake – can be considered “A-sides:” Both are equally important in understanding his oeuvre.

2020 marks the 30th anniversary of the start of his photographic career, 2021 the 10th anniversary of the Tohoku Earthquake. Looking back at these junctures, this exhibition will present ca. 160 representative works from both of Hirama Itaru’s “A-sides,” offering the viewer a retrospective of his highly acclaimed oeuvre. The first section of this exhibition titled “A-sha” (artist photographs) will exhibit selected artist portraits from the golden age of the CD in the 1990s until today. In the second section titled “E-sha” (commercial photographs) you will find photographs Hirama Itaru took in his Tokyo studio, a place he understands as a place “to preserve the souls of humans.”

 

2020年 ©︎平間至
©︎Hirama Itaru, 2o20


Artist Profile

Hirama Itaru was born in Shiogama City, Miyagi Prefecture, in 1963. He graduated from Nihon University College of Art with a degree in photography and continued to study photography under Kaoru Ijima. In 1996 he began his work for Tower Record’s NO MUSIC, NO LIFE campaign, and has portraited numerous musicians since. In 2006 he began participating in the Gelatin Silver Session, a project for the encouragement and development of non-digital photography. Since 2008, he organizes the Shiogama Photo Festival, and since 2012 the Gama Rock Festival, also in his hometown of Shiogama. In January 2015, he opened the Hirama Photo Studio TOKYO in Mishuku, in the Setagaya ward of Tokyo.


Period:
June 10 (Fri.), 2022 – June 30 (Thu.), 2022
10:00-19:00 (last admission: 18:50)
* 10:00 – 14:00 on the final day of the exhibition.
* Exhibition details are subject to change. Please check our homepage or call us for the latest information.

Venue:
FUJIFILM SQUARE 
9 Chome-7-3 Akasaka, Minato City, Tokyo 107-0052

TEL: 03-6271-3350 URL: https://fujifilmsquare.jp/

Admission: free
*This exhibition is being held as a corporate MECENAT activity. Admission is free to allow everyone to enjoy this exhibition.

Organization:
FUJIFILM Corporation

Cooperation:
Tower Records Japan Inc., Hirama Photography TOKYO

Planning and Production:
Contact Co. Ltd.


Additional Program:
A video introduction to the exhibition by the artist will be screened online for the duration of the exhibition. We will also upload an exhibition guide to our homepage on the first day of the exhibition. 

For either, please check: https://fujifilmsquare.jp/interview/


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奈良原一高「ジャパネスク」

Narahara Ikko - Japanesque

*トップ画像:©︎Narahara Ikko Archives


KYOTOGRAPHIE 2022年の公式プログラム展として開催される本展では、1969年に『カメラ毎日』に連載され、1970年に田中一光のデザインにより写真集(毎日新聞社刊)にまとめられた「JAPANESQUE(ジャパネスク)」の「禅」シリーズを展示する。


奈良原一高

1931年福岡県生まれ。1954年中央大学法学部卒業、1959年早稲田大学大学院 文学研究科 芸術学専攻修士課程修了。1959年に東松照明、細江英公、川田喜久治、佐藤明、丹野章らとともに写真のセルフ・エージェンシー「VIVO」を設立(1961年解散)。1962–65年パリに、1970–74年はニューヨークに在住。1974年以降は東京で精力的に活動し、国内外で高い評価を受ける。『ヨーロッパ・静止した時間』(鹿島出版社 1967年)、『消滅した時間』(朝日新聞社 1975)ほか、数十冊の写真集を刊行。主な個展に「人間の土地」(松島ギャラリー 東京 1956)「Ikko Narahara」(ヨーロッパ写真美術館 パリ 2002–2003)、「時空の鏡:シンクロニシティ」(東京都写真美術館 2004)など。主な受賞に日本写真批評家協会新人賞(1958)、第2回ヴェネツィア国際写真ビエンナーレ銅賞(1959)、芸術選奨文部科学大臣賞(1968)、毎日芸術賞(1968)、紫綬褒章(1996)などがある。2020年1月逝去。


会 場 :両足院(建仁寺山内)
     〒605-0811 京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
     URL: www.kyotographie.jp/exhibitions/2022/ikko-narahara/
     URL: https://ryosokuin.com/access/
会 期 :2022年4月9日(土)~5月8日(日)
開館時間:10:00~16:00
休館日 :4/13、4/20、4/27
観覧料 :一般 1,000円、学生 800円
企画協力:コンタクト


 

©︎Narahara Ikko Archives

 

©︎Narahara Ikko Archives

 

©︎Narahara Ikko Archives

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