永遠のソール・ライター

Forever Saul Leiter 2020年

忘れられたかった写真家がのこした忘れられない作品たち


1950年代からニューヨークで第一線のファッション・カメラマンとして活躍しながら、1980年代に商業写真から退き、表舞台から姿を消したソール・ライターが一気に忘却の世界から引きずり出されるきっかけは、2006年ドイツの出版社シュタイデル社から刊行された写真集『Early Color』。当時すでに83歳になっていた彼の作品は、世界の写真界に衝撃を与え、これを皮切りに世界各地で展覧会の開催や作品集の出版が行われ、さらにはドキュメンタリー映画が公開。初めてソール・ライターを知る人々にもこの写真家の素晴らしさが理解される機会となりました。

天性の色彩感覚によって「カラー写真のパイオニア」と呼ばれたソール・ライター。約8万点のカラー写真をはじめ、作品の大半を整理することなく世を去った写真の「発掘作業」は、ソール・ライター財団により現在進行形で続けられています。この図録では、2017年の展覧会では発掘しきれなかった膨大なアーカイブの中から、世界初公開となる作品を含む多くの未公開作品と豊富な作品資料を通して、ソール・ライターのさらに知られざる一面を紐解き、その魅力に迫ります。


著:ソール・ライター
体裁:A5・312ページ
ISBN:978-4096823255
定価:2,500円(税別)
寄稿:大竹昭子、ソール・ライター財団

企画:佐藤正子(コンタクト)
ブックデザイン:おおうちおさむ(ナノナノグラフィックス)、
有村菜月(ナノナノグラフィックス)

校正:オフィス・タカエ
編集協力:コンタクト(ヴューラー・シュテファン、小川桂以子、日向野絵美)、
山崎明子

制作:松田雄一郎
資材:坂野弘明
宣伝:一坪泰博
販売:根来大策
編集:磯貝晴子(青幻舎)

製本所:
若林製本工場
印刷所:凸版印刷株式会社

発行所:小学館
小学館HP


 

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