ドアノーと音楽、パリ

Doisneau, La Musique, Paris (2021)

パリを愛し、パリに愛された写真家の音楽をテーマにした
約170点を紹介!



代表作《パリ市庁舎前のキス》で世界的に有名となった、フランスの国民的写真家ロベール・ドアノー(1912-1994)は、パリを舞台に多くの傑作を生みだし、世界で最も愛され続けている写真家のひとりです。この図録は、パリの街角にあふれる「音楽」を題材に1930年代から90年代にかけて撮影された、ドアノー独自の音楽的感覚に富んだ、日本初公開作品も含む約170点で構成された、コンパクトにして充実した写真作品集です。

第二次世界大戦後の、つましいながらも音楽にあふれるパリの日常風景、セーヌ川左岸のサンジェルマン・デ・プレ地区を華やかにいろどった歌手や文化人、アーティストのスタジオ、パリ・オペラ座、チェロ奏者モーリス・バケとの交友・・・パリの音楽シーンを、ドアノーのまなざしとともに追いかけます。クレモンティーヌ・ドルディル氏、堀江敏幸氏による論考も収録されています。

2018年末から2019年春にかけて、フランス・パリ19区にある「フィルハーモニー・ド・パリ」内の音楽博物館で開催され、大好評を博した展覧会を基に、日本向けに再構成し、2021年2月5日~3月31日Bunkamura ザ・ミュージアム(東京・渋谷)、2021年10月23日~12月22日美術館「えき」KYOTOにて開催される展覧会「ドアノー/音楽/パリ」公式図録。


著:ロベール・ドアノー
体裁:B6変, 304頁
ISBN:978-4096823538
定価:2,128円(税別)
寄稿:クレモンティーヌ・ドルディル、堀江敏幸

企画:佐藤正子(コンタクト)
ブックデザイン:おおうちおさむ(ナノナノグラフィックス)、
有村菜月(ナノナノグラフィックス)

校正:オフィス・タカエ
編集協力:コンタクト(ヴューラー・シュテファン、小川桂以子)、
山崎明子

制作:遠山礼子
資材:苅谷直子
宣伝:一坪泰博
販売:根来大策
編集:磯貝晴子

製本所:
株式会社 若林製本工場
印刷所:凸版印刷株式会社

発行所:小学館
小学館HP



 

 

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